ある日、フィズさんは息子さんといっしょに庭に座っていると、庭に面した森の中から子猫の鳴き声を聞が聞こえてきました。その声を聞いたフィズさんは、息子さんと「どこかに猫がいるみたいだね」と話していたそうです。
それから数日後、フィズさんが森の方に歩いていくと、突然森の中から子猫が飛び出してきて、右膝に登ってきたのです!
フィズさんは「森の中に猫の家族が住んでいるのかな?」と思いながら辺りを探してみましたが、見つけることはできませんでした。その後も、庭で待ち続けたフィズさんでしたが、その日はとうとう母親に会うことはできなかったのです。
フィズさんは子猫をそのまま外に置いておくことができず、一晩だけ家の中に入れてあげることにしました。そして、次の日も母猫を待ちましたが、結局、母猫が現れることはなかったのです。
どうやら子猫は迷子だったようです。
フィズさんは早速、子猫を獣医さんのところへ連れて行き、必要なペット用品を揃えました。
そして、子猫は『アウリ』と名づけ、正式に家族に迎えることにしたのです。
フィズさん一家は全員猫好きのようで、フィズさんの妻や息子さんは、アウリといっしょに暮すことができて、とても喜んでいるそうです。
家に慣れてきたアウリは、フィズさんの頭の上がお気に入りの場所になったようです。
フィズさんはアウリと初めて会った時、助けを求めてきたように思ったそうです。きっとお母さんと離ればなれになって、とても寂しかったのでしょう。そんなアウリの気持ちは、フィズさんにしっかりと伝わったようです。
こうして自分の意思で生きるチャンスを掴んだアウリ。これからもフィズさん家族の一員として、いつまでも幸せに暮して行くことでしょう。
出典:reddit.com
This post was published on 2016/06/14