台風の前日、ある男性によって2匹の子猫が保護されました。男性が買い物を済ませた後、駐車場に向かうと、近くの茂みの中に子猫達が入ったダンボール箱を発見したのです。しかし、男性は誰かが拾ってくれるかもしれないと思い、そのままにしておいたそうです。その後、どうしても子猫達のことが気になった男性が3時間後に同じ場所に行ってみると、まだ子猫達はそこにいたのです。
翌日に台風が迫ってきていることを知っていた男性は、子猫達を家に連れて帰ることにしました。
まず身体を温めようと考えた男性は、箱の中にタオルを敷き詰め、温水を入れたペットボトルを子猫達のそばに置きました。さらに、母親の鼓動を思い出させるために、腕時計を箱の中に置いたのです。
子猫達は温かさと母親の鼓動で安心したのか、男性が用意したベッドでスヤスヤと眠り始めたのです。
その日から、男性は子猫達の世話のために、夜間にアラームを設定してこまめに起きる生活が始まりました。
男性の温かい心にすっかり安心した子猫達は、可愛らしい姿をたくさん見せてくれました。
それから8ヶ月。
あんなに小さかった子猫達は、こんなに大きくなりました!
兄猫と妹猫は今も元気いっぱいで幸せそう。ふたりはとっても仲良しで、いつもいっしょにいるそうです。
こうして台風の前日に拾われた子猫達は、温かい家で過ごせるようになりました。男性があの時、駐車場に戻っていなかったらどうなっていたことでしょう…。すっかり大きくなったふたりは、救ってくれた命の恩人に、たくさんの愛情をお返ししているそうです♪
出典:nekomemo.com
This post was published on 2016/05/29