余命半年と宣告された猫。周りの人たちに支えられて4歳の誕生日を迎える! (13枚)

猫の『ケビン』は約4週齢の時に、動物病院の駐車場に捨てられていました。出勤途中の看護師さんがケビンを見つけて保護したのです。

ケビンは生まれながら水頭症を患っていました。水頭症とは、髄液が頭の中に貯まり、脳が圧迫されて脳機能や聴覚、視覚に影響を与える病気です。そのためケビンは目がほとんど見えず、耳が聞こえない状態だったのです。

獣医さんには、長くて6ヶ月の命と宣告されました。それを聞いた看護師さんは、たとえ6ヶ月の命だとしても、ケビンを最後まで幸せにしよう誓ったのです。

ケビンの病気で怖いのは突然の発作です。その発作が起きると死の確率が非常に高くなるのです。しかし、非常に幸運なことに、今までに1度も発作が起きなかったのです。

そして飼い主さんに愛情をたっぷり注がれたケビンは、4歳の誕生日を迎えることができました。余命6ヶ月と宣告されたケビンは、今も元気に生きています。

飼い主さんは、いつも笑いや喜びをプレゼントしてくれるケビンのことが大好きです。そして、ケビンが生きていることに感謝しながら毎日を過ごしているそうです。

それでは、少しだけケビンの日常の姿を覗いてみましょう。

まずは、ケビンの毛づくろい姿。

次はケビンのほっぺ。飼い主さんは、このポッチャリほっぺが大好きなのだそうです。

こちらはケビンの不機嫌なときの顔です。気持ちが良く伝わってきますね。

そしてケビンの喜びに満ちた顔!

さらに、リラックスするとこんな顔に♪

重い病気を抱えたケビンですが、家の外に出て自然を感じながら散歩するのが大好き。飼い主さんと外を歩けるのが嬉しくて、いつもウキウキしながらお散歩に出かけるそうです。

こちらはケビンの4歳の誕生日に撮影されたものです。余命6ヶ月と言われたケビンは、4回も誕生日を迎えることができました。

4歳になったケビンの可愛らしい仕草もぜひご覧ください。

こうしてケビンは、優しい飼い主さんに支えながら4年間を生きることができました。今も元気いっぱいのケビンは、これから先もずっと、飼い主さんといっしょに幸せな日々を送っていくことでしょう。

This post was published on 2016/05/17