ベネズエラのエル・ティグレで自動車整備士として働いているフランシスコ・サンテラさんは、これまでに数多くの修理が必要な車を見てきました。しかし数ヶ月前、今までに一度も見たことがない車に出会いました。
その日、エンジントラブルを抱えた車が隣町からやって来たのですが、サンテラさんが最初に気づいたのはエンジントラブルではありませんでした。車の左のヘッドライトを見たサンテラさんと同僚は、何かがおかしいことに気づきました。
「私達はヘッドライトの内部で何かが動いていることに気づいたため、近くでよく見て驚きました」とサンテラさんが言いました。
何とヘッドライトの中に小さな子猫がいたのです!
サンテラさんはためらうことなく子猫を救出するためにヘッドライトを分解し始めました。「車の持ち主は子猫がそこにいることに全く気づいていませんでした。」
子猫はおそらく隣町で暮らしていて、車の下に潜り込んで避難場所を探しているうちにヘッドライトに入り込んでしまったのでしょう。そんな状況の中、子猫は店に着くまでの長い道のりを何とか乗り切ったのです。
そしてサンテラさん達のおかげで、子猫は無事にヘッドライトから出ることができました。
「幸いなことに子猫の体調に問題はありませんでした。」
サンテラさん達はそれから数日間子猫の世話を続けました。そしてサンテラさんはついに、子猫を家に迎えてくれる家族を見つけたのです。
現在、子猫が保護されてから数ヶ月が経ちましたが、新しい家族と一緒に幸せな毎日を送っています。子猫はそこで『パオラ』と名付けられました。
「パオラはとっても大きくなりました! 今の彼女は私の娘のかけがえのない宝物です」とパオラのお父さんが嬉しそうに話してくれました。
This post was published on 2026/07/27