保護団体『セントラル・ミズーリ・ヒューメイン・ソサイエティ』の清掃員達は、毎朝早くに出勤して、施設が開館する前に清掃を終わらせます。
この日もいつものように清掃を行なった清掃員の一人がゴミ捨て場に向かいました。するとダンボール箱の中に猫の親子が入っていることに気づいたのです。
心配した動物好きの清掃員は、ちょうど施設に到着したばかりのスタッフに親子のことを伝えました。するとスタッフはすぐにキャリーを取りに行って、別のスタッフのカムリン・ロングさんと一緒に親子の元へと向かいました。
カムリンさんがダンボール箱に近づいて中を覗き込むと、そこには母猫と4匹の子猫達の姿がありました。
「母猫は信じられないほど人懐っこい性格で、子猫達にしっかりとミルクを飲ませていました」とカムリンさんが言いました。
スタッフ達は親子を屋内に連れて行って、安心してくつろげる場所を用意しました。親子は大変な状況だったにもかかわらず、全員が元気そうだったことにスタッフ達は安堵しました。
「母猫と子猫達はみんな健康そうで人懐っこい性格でした。母猫はしっかりと子猫達を育てていて、私達が触ったり、ワクチンを打ったりしても全く問題ありませんでした。」
子猫達は生後2〜3週間で、まだ完全に母猫に依存している状態でした。スタッフ達は動物レスキューネットワークと連携して、親子全員が回復を続けられるように最適な養育主さんを見つけました。
そして、スタッフ達が親子のことをFacebookに投稿すると、近くに住んでいる家族から連絡が入りました。何と母猫は『ミス・プリシラ』という名前で、数ヶ月前に行方不明になっていたことが分かったのです。
「家族はプリシラが盗まれたのだと思っていたようで、Facebbokの投稿を見るとすぐに私達のところに連絡をしてきました。その後、写真で家族がプリシラの飼い主だということが確認できました。」
「プリシラが家を出た時は妊娠していなかったため、母親になっていたことを知った家族はとても驚いていました。家族とプリシラの再会の瞬間は本当に感動的で、家族がプリシラのことをどれだけ恋しく思っていたかがよく分かりました。」
プリシラと子猫達は獣医さんによる経過観察と専門的なケアを受けるために、しばらくの間養育主さんの家で過ごすことになりました。今後準備が整ったら、子猫達は生涯の家族を探し始めることになるそうです。
「子猫達はこれ以上ないほど素晴らしい養育主さんの元ですくすくと成長しています。この先、子猫達にどのような個性が現れてくるのかとても楽しみです!」とカムリンさんが嬉しそうに話してくれました。
This post was published on 2026/06/28