ある日、ケイトリン・エリザベスさんが車で外出していると、ゴミ捨て場に小さな毛の塊が落ちていることに気づきました。気になったケイトリンさんが近づいてみると、それが生まれたばかりの子猫だと分かったのです。

「まだ生きていることが信じられませんでした」とケイトリンさんがTikTokで言いました。

「私は目の前に横たわっているものを見た時、既に死んでいると思いました。氷のように冷たい体の可哀想な赤ちゃん。」

ケイトリンさんは子猫を抱え上げると急いで車に戻りました。ケイトリンさんは以前にも人工哺乳で子猫を育てたことがあったため、心の準備は出来ていましたが、同時に不安も感じていました。子猫は非常に小さく、どのくらいの時間ひとりで過ごしてたのか分かりませんでした。

「子猫はとても激しく鳴いたようで口が汚れていました」とケイトリンさんが子猫を家に運んでいる最中に言いました。

ケイトリンさんは子猫を発見した場所の近くで母猫の姿を見つけることができましたが、悲しいことに母猫は子猫の世話をする気がありませんでした。そこでケイトリンさんは母猫の代わりに子猫の世話をして、大きく育てることを心に誓いました。

子猫の胃の中は泥でいっぱいになっていたため、ケイトリンさんは子猫が生きるために泥まで食べていたことに気づきました。ケイトリンさんは子猫の全身を綺麗にして体を温めました。

ケイトリンさんは最初、子猫が命を繋ぐことができるか分かりませんでしたが、1つだけ確かなことを知っていました。それは間違いなく子猫が戦士だということです。

子猫は順調に回復してきていて、よく食べて、少しずつ体力をつけていっています。

ケイトリンさんが子猫にミルクを飲ませに行くたびに、飼い猫の『エコー』が様子を見にやって来ました。エコーもケイトリンさんに保護されて人工哺乳で育てられた猫で、幼い子猫のことをいつも気に掛けているそうです。

エコーはまるで自分が育てられていた頃を思い出しているかのように、子猫が自分と同じように大きく強く育つように応援しているのです。

ケイトリンさんとエコーはこれからも子猫の世話を続けながら、子猫のそばで成長を見守っていくそうです。きっと子猫もふたりの温かい愛情を全身で感じていて、ふたりの優しさに感謝していることでしょう。