ある日、ロサンゼルスの保護施設『アレー・キャット・レスキュー』に、助けを必要としている迷子の子猫についての連絡が入りました。
子猫は生後2週間ほどで、近くに母親や兄弟の姿はありませんでした。子猫は最初、地元の保護団体のところに運ばれましたが、残念ながらそこでは幼い子猫の世話をすることができませんでした。
話を聞いた保護施設のスタッフ達はすぐに子猫を受け入れると、『ノエル』と名付けて世話を始めました。「ノエルは絶えず鳴いていて、落ち着くまでには少し時間がかかりました」と保護施設のスタッフが言いました。
ノエルはずっと誰かに抱きしめてもらいたくて、絶え間なく鳴いていました。そんなノエルを助けることができる猫をスタッフ達は知っていました。
この施設には『ハロー』という名前の老猫がいて、今までに多くの保護子猫達を救ってきました。ハローは今回もノエルの声を聞くとすぐに駆け寄って、優しく抱きしめ始めました。
するとノエルはハローの温もりに愛情を感じたようで、鳴くのを止めて幸せそうにゴロゴロと喉を鳴らし始めたのです。
「ハローはノエルを迎え入れて、喉の音でノエルを落ち着かせました。ノエルはその日から確実に体重を増やし始め、すくすくと成長していきました。」
「ノエルはハローといると安心するようで、一緒にいる時はいつも自信に満ち溢れています。ノエルは愛情深く、好奇心旺盛な子猫です。ノエルは毎回ご飯を丁寧に要求してきて、お腹を満たすとゴロゴロと喉を鳴らしながら感謝の気持ちを伝えてきます。」
「保護された時のノエルは病気を患っていて、ご飯が食べられない状態でした。でもハローからたくさんの愛情を注がれて、無事に元気を取り戻すことができました。」
ノエルはハローのおかげで確実に成長を続け、ついに里子に出る準備を整えました。どうやらとっても冒険好きのノエルは、新しい家に行くのが待ちきれないようです(*´ェ`*)
こうして優しいハローのおかげで、独りぼっちだったノエルは新しい人生を歩み始めることができました。きっとノエルはハロー譲りの愛情で、新しい家族の元にたくさんの幸せと笑顔を届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:alleycatrescue/lovemeow
This post was published on 2024/11/11