ある日、長い毛に覆われた2歳の猫の『アルフィー』が路上で発見されました。どのような事情があったかは分かりませんが、アルフィーは元の飼い主が引っ越した際に置き去りにされて、それから2週間の間、路上で孤独と空腹に耐え続けていました。
近所の住人からアルフィーの話を聞いたレイチェルさんと夫のベンさんは、アルフィーが安心して暮らせる家が必要だと感じました。また、夫婦の家には猫の『コンラッド』が住んでいたのですが、2匹ならはきっと素敵な友達になれるだろうと思ったそうです。
その日、仕事を終えた夫婦は早速アルフィーを探し始めました。そして、元の飼い主が住んでいた家の近くで、アルフィーの姿を発見したのです。
夫婦がアルフィーに近づこうとすると、アルフィーの方から近づいてきて、大きな声で話しかけてきました。夫婦にはそれが「私を助けて…」と言っているように聞こえたそうです。
その後、無事にアルフィーを保護した夫婦でしたが、この時はまだアルフィーの身体に大きな問題があることに気づいていませんでした。
「アルフィーは去勢されておらず、ワクチン接種も受けていませんでしたが、幸運なことに彼の血液には異常がありませんでした。しかし、彼の膀胱は上手く機能しなくなっていました」とレイチェルさんが言いました。
夫婦はすぐに獣医さんに治療をお願いしました。
アルフィーは手術で体内に管を通した後、しばらくの間、苦しい状態が続きました。しかし、アルフィーは優しい夫婦と一緒に病気と戦い続けたのです。
そんな大変な状況にもかかわらず、夫婦がアルフィーの病室を訪ねると、いつも大きな音で喉を鳴らしてきたそうです。
「アルフィーは動物病院で治療を受け、少しずつ快方へと向かい始めました。私達は彼が治療を終える日を楽しみに待っています。」
こちらが回復中のアルフィーの姿です。アルフィーは窓の外の鳥を見ながら、お喋りするのが大好きなのだそうです。
その後、アルフィーは夫婦や獣医さん達のおかげで、ついに元気を取り戻すことができました。現在は夫婦が見つけた新しい里親さんの元で、幸せいっぱいの毎日を送っているそうです(*´ω`*)
出典:thatcatconrad/lovemeow
This post was published on 2024/10/29