ある日、子猫の兄妹が路上で迷子になっていたところを保護されて、地元の保護施設『ウィスコンシン・ヒューマン・ソサエティ』に運ばれてきました。茶トラの兄猫は『アレス』、キジトラの妹猫は『アフロディーテ』と名付けられて保護施設で過ごし始めました。
それから半月後、保護施設にアラナ・ハドリーさんと家族が訪れて、アレスの愛らしい姿に一目惚れしました。「アレスは以前亡くなった愛猫にそっくりでした」とアラナさんが言いました。
家族は妹のアフロディーテにも関心を持ちましたが、残念ながらアフロディーテは既に他の家族から里親申請を受けていました。
その日の夜、新しい家で暮らし始めたアレスですが、アラナさんの腕の中で眠りにつくまでニャーニャーと大きな声で鳴き続けていました。「アレスは起きている間中ずっと鳴いていました。私達は彼が妹のために鳴いているように感じました。」
アラナさんはそんなアレスにぬいぐるみをプレゼントしました。
翌日、家族は電話でアフロディーテの里親申請が解消されたことを知りました。話を聞いたアラナさんはすぐに施設に向かって、アフロディーテを家族の一員として迎え入れました。
「それ以来、アレスとアフロディーテは遊ぶことを止めません。」
ふたりは毎日部屋中を駆け回りながら、最高の時間を過ごしているそうです。
「再会したふたりはお互いに安心したようで、新しい環境にもすぐに慣れて、すっかり甘えん坊になりました。ふたりはいつも愛らしい姿で私達の気を引こうとしてきます。」
「ふたりはお互いのことを抱きしめるのが大好きで、いつも大きな音で喉を鳴らしています。ふたりは1日のほとんどの時間をピッタリと寄り添いながら幸せそうに眠っています」とアラナさんが嬉しそうに話してくれました。
その後、ふたりは家族の愛情を感じながらすくすくと成長を続け、大人の猫へと成長しました。もちろんふたりの強い絆は今でも変わることはありません。家族はいつもふたりの寄り添う姿を見ながら、幸せな気持ちに包まれているのです。
こうして優しい家族のおかげでアレスとアフロディーテは無事に再会を果たし、同じ家で暮らすことができました。ふたりの幸せいっぱいの姿を見ていると、自然と心が温かくなりますね(*´ω`*)
出典:DoorCountyHumane/Alana Hadley/lovemeow
This post was published on 2024/10/23