野良の子猫だった『シャネル』は、2週齢の時に保健所に連れて来られました。保健所では幼い子猫の世話をする時間や人員がいなかったため、引き取り手が現れなければ安楽死させることになっていました。
そんな中、動物達の救助活動を行なっているブリトニー・ダイアンさんがFacebookを見ていると、『もし午後5時までに引き取り手が現れなければ、私達は子猫を安楽死させます』という書き込みを見つけました。ブリトニーさんはシャネルを救うために、すぐに行動を起こしました。
「私はその時間にどうしても間に合わなかったため、子猫のことを友達にお願いしました。彼女は快く引き受けてくれて、すぐに保健所に向かってくれました。そして子猫を引き取ると、夜遅くに私の家に子猫を連れて来てくれました」とブリトニーさんが言いました。
それから2週間でシャネルは甘えん坊のイタズラ好きに成長しました。すっかり冒険好きになったシャネルは、家の中を駆け回ったり、キャットツリーで遊ぶのが大好きになりました。また、ブリトニーさんが養育している犬と仲良くなって、いつも楽しそうに遊んでいるそうです。
そんなある日のこと、ブリトニーさんはシャネルの姿がどこにも見当たらないことに気づきました。ブリトニーさんと家族は家中を懸命に探し回りましたが、いくら探しても見つけることができませんでした。
「私達はソファーや冷蔵庫の下、家具の隙間など、考えられる全ての場所を探しました。たとえシャネルが入り込めないような場所であっても確認しました。1時間以上も家族全員で探しましたが、結局彼女を見つけることはできませんでした…」
「とうとうシャネルを探し疲れたおじいちゃんが、キッチンテーブルで一休みし始めました。そして、ティッシュを取ろうとした瞬間、私達はハッと気づきました。きっと彼女はこの中にいると。」
シャネルは家族が慌てて家中を探している間、幸せいっぱいにティッシュボックスの中でお昼寝をしていました。もちろん目を覚ましてからも、自分が大変な事件を巻き起こしていたとは全く思っていませんでした♪
そして、ティッシュボックスの中から出てきたシャネルは、無邪気に家族と一緒に遊び始めたのです♪
「昨日も私がミルクを準備していると、シャネルがテーブルの上にあるティッシュボックスの中に入っていきました。私はその姿を見て思わず笑ってしまいました。きっと彼女はしばらくの間、ティッシュボックスがお気に入りの場所になることでしょう。私はモゾモゾとティッシュボックスに入っていく彼女の姿に堪らなく癒されています」とブリトニーさんが話してくれました。
あの日、ブリトニーさんに助けてもらったシャネルは、優しい家族と一緒に暮らし始めました。イタズラ好きでちょっとお騒がせなシャネルは、これからもその愛らしい姿でたくさんの幸せを家族の元に届け続けることでしょう(*´ω｀*)
出典：britneydortiz／thedodo
This post was published on 2024/09/07