ある日、1匹の白猫が家の庭に現れて、食べ物を探し回っていました。猫がとても人間慣れしていて、かまって欲しそうにしていることに気づいた家族は、猫が行方不明になって困っている人がいないかを確認し始めました。
猫が迷い込んだ家は、助けを求めるための最適な場所でした。「猫はマイクロチップを持っておらず、飼い主さんを探すための投稿にも反応がなかったため、助けが必要だということは明らかでした」と保護施設『ベスト・フレンズ・フィーラインズ』のスタッフが言いました。
猫を発見した家族は、以前この保護施設から猫を迎えたことのある家族で、『スノーウィー』と名付けた猫の明るい未来のために保護施設に連絡をしました。
「スノーウィーがあの時保護されて本当に良かった。彼女は耳が聞こえなかったため、このままひとりで街を彷徨い歩いていたら事故に遭っていたかもしれません。」
スノーウィーはすぐに養育主さんの家に馴染みました。スノーウィーは家の中で家族の後をついて回るようになって、特にお父さんに夢中になりました。
スノーウィーは家族の足に擦り寄ったり、後ろ足で立ち上がったりしながら、家族からの注目と愛情を求めました。「スノーウィーはとても愛情深く、自信に満ち溢れていて、お喋りで、食べることが大好きで、健康状態も良好です。」
生後約1年半のスノーウィーは心の中はまだ子猫のままで、まるでハグをしているかのように、いつもシッポを家族を巻きつけているそうです。
栄養価の高い食事と適切なケアで、スノーウィーの全身の毛はよりフワフワに、より輝くようになりました。
「スノーウィーは全く耳が聞こえないか、ほとんど耳が聞こえない状態で、人間や他の動物達が近づいてくるとビックリすることがあります。そのため彼女を撫でたり抱き上げたりする時は、一度彼女の視界に入ることが大切です。」
聴覚に障がいを抱えているスノーウィーですが、それによってスノーウィーの充実した生活が妨げられることはありません。スノーウィーを世話するために必要なことは、視覚的な手がかりとたくさんの愛情だけです。
「スノーウィーは内面も外見も本当に美しいです。彼女の印象的な瞳は青からゴージャスな琥珀色に変わり、その視線は私達の心を一瞬でとりこにします。」
「スノーウィーは窓から外の世界を眺めるのが大好きで、心地よい太陽の光が当たる場所を見つけるとすぐにウトウトし始めます。」
「スノーウィーがこの世で一番好きなものは食べ物です。彼女はボウルが空になると必ず知らせに来て、食事の時間になると可愛い声で教えてくれます。」
「また好奇心旺盛なスノーウィーはオモチャで遊ぶのも好きで、彼女がキャットタワーを駆け上がったり駆け下りたりする姿を見るのはとても楽しいです」と保護施設のスタッフが話してくれました。
以前は路上で孤独に生きていたスノーウィーですが、とても社交的な猫に成長し、人間との時間を心から楽しんでいます。
スノーウィーは養育主さんの家で約2ヶ月間過ごした後、ついに生涯の家族に出会うことができました。その後、新しい家に引っ越したスノーウィーはすぐに落ち着いて、まるで小さな影のように飼い主さんの後をついて回って、抱きしめられると一瞬でとろけてしまうそうです。
スノーウィーは現在、ずっと願っていた夢を叶えて、家族の注目の的になっています。この家で暮らす唯一の猫のスノーウィーは、家族からの愛情を独り占めしていて、何不自由ない毎日を送っているのです(*´ω｀*)
出典：BestFriendsFelines／lovemeow
This post was published on 2024/07/25