ある日の早朝、1人の男性が仕事に向かう途中で、幼い子猫の姿を発見しました。子猫のことが心配になった男性は、その日の予定を全てキャンセルして、子猫を助けるために動き始めました。
「子猫は人間を非常に怖がっていたため、車に乗せるまでに30分ほどかかりました。彼は『シャー!』と強く威嚇してきましたが、途中から息を切らし始めました。彼は非常に疲れていて、ほとんど体力が残っていませんでした」と男性が言いました。
ガリガリに痩せた子猫は呼吸器感染症を患っていたため、呼吸をするのがとても辛そうでした。また全身がノミに覆われていて、耳にはたくさんのダニがついていました。
男性は子猫を自宅に連れて帰ってすぐに世話を始めました。男性はスポイトを使って水と食べ物を口の中に流し込んで、子猫の体力が回復するのを待ちました。
「子猫は大人しく耳の掃除をさせてくれました。彼はとても疲れていて、保護した日はほとんど眠って過ごしました。私は彼の全身を毛布で包みながら、身体が冷えないようにずっと膝の上で抱いていました。」
「保護されたばかりの子猫は一生懸命に鳴こうとしていましたが、ほとんど声を出すことができませんでした。」
男性は子猫のために電気ヒーターと毛布でベッドを作りました。子猫はそのベッドがとても気に入ったようで、安心しながら眠り続けたそうです。
3日目になると子猫は自分で水を飲んだり、柔らかいご飯を食べられるようになりました。そして1週間が経つ頃には、家中を元気に走り回って、様々なイタズラをするようになったのです。
男性は元気になった子猫に『タコ』と名付けました。タコは窓辺がとても気に入ったようで、いつもそこから外の様子を眺めていました。
また男性と一緒に外出すると、タコは木を積み重ねている男性の手伝いをしたり…
様々な場所に潜り込んだりしながら、狩りのスキルを磨いているそうです。
タコはその後も男性の元ですくすくと成長していきました。今のタコの趣味は、午前6時にネズミのオモチャを咥えながら男性の顔の上を歩くことだそうです。きっと大好きな男性と早く遊びたくてウズウズしているのでしょう♪
どうやらこれから先もずっと、タコと男性の幸せな日々は続いていきそうですね(*´ω`*)
出典:jackabone/lovemeow
This post was published on 2023/08/28