ある日、ニューヨークのアパートに1匹の子猫が迷い込みました。子猫はメンテナンスのために開いていた扉から、コッソリと建物の中へと入ってきたのです。
ちょうどその時アパートに帰ってきたカリ・ファラガーさんが、建物内で子猫の姿を見つけました。すると子猫の方もカリさんに気づいたようで、カリさんの方へと一直線に向かってきたのです。そして子猫はカリさんに「一緒に連れて行って」とお願いしてきました。
カリさんは子猫の母親や兄弟の姿を探しましたが、結局見つけることはできませんでした。その日は天気が悪く、子猫をそのままにしておくことができなかったため、カリさんは子猫を保護して自宅へと連れて帰りました。
子猫はとてもフレンドリーな性格で、すぐにお喋り好きの子猫になりました。子猫は家の中を探索し始め、ここが自分の家だと主張し、カリさんの身体に登り始めました。
実は子猫と出会う数日前にカリさんは大好きだったおばあちゃんを亡くし、悲しみに暮れていました。そんな中、子猫が最適なタイミングで現れて、カリさんに多くの癒しをもたらしたのです。
「私はおばあちゃんが子猫を通して戻ってきてくれたように感じました」とカリさんが言いました。
カリさんは最初、子猫が女の子だと思って、おばあちゃんの名前にちなんで『パティー』と名付けました。その後、獣医さんのところに行くとパティーが男の子だと分かりましたが、名前を変えることはありませんでした。
家の中での生活がとても気に入ったパティーは、まるで王様のように家の中を完全に支配しました。パティーは毎朝可愛いアラーム音でカリさんを起こして、バスルームに一緒について行くのが日課になりました。
その後、パティーが大きくなるにつれてエネルギーが上昇し、個性が本格的に現れ始めました。パティーはカリさんがどうすれば願い事を叶えてくれるかを理解しているようで、いつも愛らしい姿でおねだりしてくるそうです。
また無限のエネルギーを得たパティーは、家の中の様々なもので遊んだり、高いところに登ったりしながら、至る場所で可愛いハプニングを引き起こしているそうです。
「パティーはいつも飛び跳ねながら駆け寄ってきます。彼はオモチャを取ってくるのが大好きで、毎回とっても上手に運んできます。ちなみに彼のお気に入りのオモチャは、しわくちゃのレシートです。」
パティーはカリさんの元で飛躍的に成長しましたが、相変わらず肩の上に乗るのが大好きで、毎日肩の上で楽しそうに過ごしながら、カリさんの行動を監視しているそうです。どうやらパティーはカリさんがやっていることの全てを知りたがっているようです。
またカリさんがパソコンで作業をしている時も、パティーはいつもそばで過ごしています。パティーはいつでも作業を手伝う準備ができているようで、時々カリさんに代わってキーボードをタイピングしているそうです。
その後もすくすくと成長を続けたパティーは、1歳の誕生日を迎えました。パティーはこの家で暮らし始めた日からずっと、大好きなカリさんの元に多くの喜びと笑いを運び続けてきました。
「私はパティーに出会えたことを本当に嬉しく思っています。彼は私の大切なトラブルメーカーです♪」と嬉しそうに話してくれました。
こうしてアパートに迷い込んだパティーは、そこで運命の出会いを果たしました。これからもパティーはカリさんにたくさんの笑顔を届けながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:aboynamedpatty/lovemeow
This post was published on 2023/07/26