ある日、あまり人目のつかない路地裏で毛がひどく汚れ、動けなくなっている野良猫が発見されました。その猫は、心無い人か子供のいたずらなのかは分かりませんが、建物の高いところから落とされ、足を怪我し動けなくなっていたそうです。そして、たまたま通りかかった女性に保護されるまで、ずっとその場で横たわっていたのです。

猫を発見した女性はすぐに動物病院に連れて行き、診察をしてもらいました。幸運にも足の怪我は骨折ではなく、脱臼だったそうです。診断後、体力を回復させる治療を行い、汚れていた毛を刈りました。

その後、女性は自宅に猫を連れて帰り、一生懸命に世話を始めました。ボロボロだった猫が本来の姿に戻っていく様子を写真でご覧ください。

足が徐々に治っていき、ついに自分で容器からご飯を食べる事ができるようになりました。また、いっしょに暮らす先住猫とも仲良くなってきました。

やさしい飼い主さんのおかげで、少しずつですが表情が柔らかくなってきました。

そして、ついに元の姿に戻ったのです。

保護された時の写真と、元気になってからの写真を見比べると、まるで別の猫みたい。優しい飼い主さんに出会えて本当に良かった。身体が健康になっていくだけでなく、心も元気になっていく姿に胸が熱くなります。これからも素敵な家族に囲まれて、幸せな毎日を送っていって欲しいですね。

出典：acidcow.com