猫の『ベラルス』はこれまでずっと以前の家族と一緒に暮らしてきました。しかし、残念なことにベラルスは、家族の家庭の事情によって保護施設へと連れて来られてしまったのです。家族はベラルスとの別れを悲しみ、素敵な家が見つかることを強く望みました。

「ベラルスはとっても愛情深く、親しみやすい性格です。彼は特徴的な寄り目とフワフワのシッポを持ったハンサムな猫です」と保護施設のデーブ・キャンベルさんが言いました。

またベラルスはとっても甘えん坊で、常にたくさんの愛情を欲しがっていて、いつも誰かにかまってもらいたいと思っていました。そのため目の前を誰かが通るたびに立ち上がって、「一緒に家に連れて行って」とばかりに猛アピールを始めました。

そんな中、サンフランシスコに住むレイチェルさんが、SNSでベラルスの写真を見つけました。レイチェルさんは少し前から猫を家族に迎えようと考えていて、一緒に暮らす保護猫を探していました。

「私はベラルスの姿に一目惚れして、すぐに保護施設に連絡を取りました。その後、いくつかの仕事を終わらせてから、彼のところに向かいました」とレイチェルさんが言いました。

ベラルスとレイチェルさんが初めて会った時、ベラルスはまるで「もう家に行く準備はできてるよ」とばかりにレイチェルさんに寄り添ってきたそうです。

「私はベラルスを家に連れて帰れることに喜びを感じました。彼は驚くほど落ち着いていて、愛らしい姿をたくさん見せてくれました。」

そして新しい家に着いたベラルスは、レイチェルさんの小さな影になりました。

「ベラルスはどこまでも私の後を追ってきます。そのためベラルスとの生活にはプライバシーが存在しません。」

「ベラルスは大きな個性を持った猫です。彼の年齢は約1歳ですが、心の中は子猫のままです。彼は遊ぶのが大好きで、いつも家の中を楽しそうに走り回っています。また彼はオモチャにも興味津々です。」

レイチェルさんがシャワーを浴びている時も、ベラルスは浴室の外で待っています。そしてレイチェルさんが無事に『試練』を乗り越えられるかを見守っているのです。

毎朝、レイチェルさんが目を覚ますと、ベラルスはレイチェルさんと一緒に洗面所に向かいます。ベラルスはいつも一緒に行動して、レイチェルさんのルーティーンの一部になることを熱望しているのです。

ベラルスはレイチェルさんが仕事から帰ってくると、自分がもう既に食事や遊び、そして一緒にまったりする準備ができていることを伝えてきます。

また、ベラルスは冷蔵庫の中のチェックも行います。ベラルスは何か問題を見つけると、しっかりと意見してくるそうです。

さらにベラルスはレイチェルさんの食器洗いも手伝ってくれるそうです♪

「私がテレビを見たり、メールの返事を書いたり、ソファーに座ったりしていると、必ずベラルスが寄り添ってきます。そして彼は私がそばにいることを確認すると、眠りにつくか、毛づくろいを始めます。」

好奇心旺盛で何にでも興味津々のベラルスは、人間のお母さんがやっている全てのことを知りたがっているのです。

「ベラルスは棚の上のものを落とすのも大好きです。彼は洗面所に行った時も、よく物を落としています。」

そしてベラルスがオヤツを食べたくなると、空のボウルの横に座って、じっとレイチェルさんのことを見つめ始めます。その完璧なおねだり顔には、誰も「ノー」と言うことはできないのです(*´ｪ｀*)

レイチェルさんがテレビを見ている時もベラルスは膝の上に飛び乗ってきます。そして、愛らしい寄り目でじ〜っと見つめてくるのです。

そして、あっという間にベラルスが家に来てから4ヶ月が経ちました。さらにフワフワのハンサムさんに成長しましたベラルスは、毎日レイチェルさんの後にピッタリとくっつきながら、大好きなお母さんのことをしっかりと見守っています。

ベラルスは完全にこの家の管理者で、レイチェルさんの保護者なのです♪

こうしてレイチェルさんに迎えられたベラルスは、常にレイチェルさんのことを監視するようになりました。それは素敵な家をプレゼントしてくれたレイチェルさんへの最高の恩返しなのです。

きっとこれからもベラルスはレイチェルさんのことをじっと見つめながら、たくさんの幸せを届け続けることでしょう(*´ｪ｀*)
出典：my_boy_belarus／lovemeow