母親のいない状態で保護された子猫達。優しく迎えてくれた家族のおかげで、幸せを感じながら元気いっぱいに成長を続ける

ある日、母親のいない5匹の子猫達が保護されて、地元の保護施設に運ばれてきました。まだ幼い子猫達には養育主さんの助けが必要だったため、保護施設のスタッフ達はすぐに養育主さんを探し始めました。

子猫達の話を聞いた養育ボランティアのペニー・リチャーズさんは、すぐに子猫達の元へと駆けつけました。そしてペニーさんは子猫達の身体にたくさんのノミがついていて、お風呂で綺麗にする必要があることに気づきました。「全てのノミを安全に取り除くためには、子猫達を2回お風呂に入れて、1週間ノミ取りグシで毛をすく必要がありました」とペニーさんが言いました。

子猫達は全身が綺麗になると、とても気分が良くなったようで、みんなで寄り添いながら幸せそうな姿を見せてくれました。

それから数週間、子猫達はペニーさんから24時間体制で世話をされて、元気に成長していきました。

子猫達のうち唯一の茶トラ猫は『ショートブレッド』と名付けられ、白猫達はそれぞれ『オートリー』『シルク』『アーモンド・ブリーズ』『エルムハースト』と名付けられました。子猫達はみんなとっても仲良しで、昼寝の時はいつも寄り添ったり、ハグをしたりしながら眠りに落ちていくそうです。

子猫達が足の使い方を理解してレスリングの方法を学ぶと、養育部屋の至るところで転がりながら、夢中になって遊び回るようになりました。

さらに子猫達が走れるようになると、部屋の中を跳ね回って、追いかけっこを始めました。

その後、家の中を自由に歩き回ることができるようになると、子猫達は居心地の良い毛布を見つけて、その上で寄り添うことが好きになりました。また子猫達は成長と共に階段を登り降りできるようになっていきました。

またペニーさんや家族のおかげですっかり人間好きになった子猫達は、人間とハグをすることが大好きになりました。

「オートリーは探索で新しいオモチャを見つけることが好きですが、彼が一番愛しているのは人間に抱っこされることです。また彼は私の顔に寄り添いながら、ゴロゴロと喉を鳴らしていることがよくあります。」

「アーモンド・ブリーズは茶トラのショートブレッドと同じくらい勇敢な性格の持ち主です。彼女は眠たくなるとお気に入りのソファーで長い時間眠り続けます。」

ショートブレッドはペニーさんがキッチンに入ると、いつも一番最初にキッチンにやって来ます。ショートブレッドは人間を観察するのが好きで、何か伝えたいことがある時は躊躇することなく話しかけてきます。

シルクはとても愛情深い子猫で、兄妹のことを常に気に掛けていて、いつも兄妹にたくさんの毛づくろいをしているそうです。

「シルクはひとりになった時や大人の猫が近づいて来た時に、少し臆病になることがあります。でもお気に入りのスペースではとっても賑やかで、積極的で、甘い姿をたくさん見せてくれます。」

「エルムハーストは一番の冒険好きで、他の兄妹が行かないところにも探索に出かけます。でもとっても甘えん坊なところもあり、赤ちゃんのように鳴いてくることがよくあります。」

この家に元々住んでいた飼い猫の『コールマン』は、子猫達用の新しいキャットツリーがあることに気づくと、その場所で子猫達と一緒に過ごすようになりました。

コールマンは時々子猫達にもみくちゃにされることがありますが、決して怒ったりすることはないそうです。

子猫達はペニーさん達のおかげで飛躍的に成長を続け、里子に出られるほどに成長しました。幸いなことに子猫達には既に里親さんが決まっていて、来週の月曜日に生涯の家へと旅立って行くそうです。

こうして母親のいない状態で保護された子猫達は、ペニーさん達のおかげですくすくと成長することができました。きっと子猫達はいつも優しくしてくれるペニーさん達に心から感謝していることでしょう。

子猫達はこれから新しい家へと旅立って行きますが、いつまでも温かい愛情を感じながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:fosterkittenhqlovemeow

This post was published on 2022/12/20