約1ヶ月前、お腹の子猫達のために安全な場所を探していた猫が保護されて、地元の保護施設へと運ばれてきました。『フレックルズ』と名づけられた猫は約2歳で、養育ボランティアのアサさんの家に到着するとすぐにハグ好きの猫になりました。フレックルズはアサさんにいっぱいかまってもらいたくて、いつも可愛い姿でおねだりしてくるそうです。
フレックルズはアサさんが近づいてくるたびに横になって、お腹を撫でてもらうためにアピールし始めます。また喉をゴロゴロと鳴らしながら、前足で空中をこね始めるそうです。
フレックルズは頭の上に屋根があり、常にご飯が手の届く場所にあることに満足していて、いつもアサさんに顔を擦りつけながら感謝の気持ちを伝えています。またフレックルズは朝からたくさんの愛情を求めていて、毎朝アサさんのことをハグをしながら起こしているそうです。
保護から数週間の間に、フレックルズはこの家に住む全ての人間や動物達と対面し、全員の心を勝ち取りました。
すっかりアサさんに夢中のフレックルズは、膝の上で丸くなったり、一緒に家の中を散歩したり、寄り添ったりしながら、充実した毎日を過ごしています。フレックルズは既に室内生活を完全に受け入れていて、いつもたくさんの愛情に満足していました。
「出産を待っている間に、フレックルズはすっかり家猫になりました」とアサさんが言いました。
そんな中、フレックルズが突然産気づいて、出産用の寝床で丸くなりました。フレックルズはそのまま6匹の元気な子猫達を出産し、すぐに子猫達の世話を始めました。フレックルズは信頼するアサさんがずっとそばにいてくれたおかげで、安心して出産に臨むことができたのです。
「フレックルズはその日、とても長い夜を過ごしました。彼女が出産を終えたのは午前3時くらいでした。幸いなことに全ての子猫が健康な状態で産まれました。」
フレックルズは子猫達にミルクを飲ませ、全ての要求に応え始めました。フレックルズはそれから数日間、ほとんど寝床から離れることなく、全ての力を子猫達に注ぎ続けました。アサさんはそんなフレックルズのために、毎回ご飯をフレックルズの目の前まで運んであげました。
その後、フレックルズは食事の時間が来ると、子猫達から少し離れた場所で休憩を取るようになりました。またフレックルズは再びアサさんに近づいて行くようになり、アサさんの顔に身体を擦りつけるようになりました。
「フレックルズはとっても甘い猫で、それは子猫達が産まれてからも変わることはありません。彼女は頭突きが大好きで、いつもノンストップで喉をゴロゴロと鳴らしています。」
「子猫達はみんな元気で、日に日に体重を増やしていっています。6匹のうち明るい茶トラ白猫と三毛猫は好奇心が旺盛で、いつも可愛いハプニングを引き起こしています。フレックルズはとても気配りのできる素晴らしいお母さんで、子猫達にたくさんのミルクを飲ませるために、毎回しっかりとご飯を食べています。」
そんなフレックルズのおかげで順調に成長を続けている子猫達は、もうすぐ目が開き始めるそうです。「私は子猫達が成長していく姿を見られることにとても興奮しています」とアサさんが嬉しそうに話してくれました。
こうしてお腹の子猫達のために家を探していたフレックルズは、無事に安全な家に辿り着き、全ての力を子猫達に注ぐことができました。これからもフレックルズはたくさんの愛情で子猫達を育てながら、室内生活を全身で楽しんでいくことでしょう(*´ω`*)
出典:shibuyarollcall/lovemeow
This post was published on 2022/04/25