これはアメリカのカリフォルニア州のとある街に住む猫の『ナラ』のお話です。
ナラはよく家の近くをひとりで散歩しています。先日もいつも通り散歩に出かけたのですが、帰ってきたナラの首輪に手紙が挟まっていたのです。
出典:reddit.com
ナラはとても社交的な猫で、地域の人々にとっても愛されています。この日もみんなと会うために家を出ました。そして、帰ってきたナラの首輪に手紙が挟まっていて、飼い主さんはとてもビックリしたそうです。
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その手紙には次のように書かれていました。
「私たちは、この猫ちゃんがどこの家に住んでいるのかは分かりませんが、猫ちゃんは私たちの家を数週間毎に訪問してくれます。そして、家の中に入れてくれるまで、玄関の外で鳴いているのです。私たちがドアを開けると家の中に入ってきて、ソーセージをあげるまで冷蔵庫の前で待っています。どうやらこの猫ちゃんは、柔らかいキャットフードが苦手みたいですね♪ 私たち夫婦は今年21歳の愛猫を亡くしました。私たちは猫ちゃんが家に来るのをいつも楽しみにしています。」
なんとナラは時々、最愛の猫を亡くしたばかりの夫婦の元へ通っていたのです。この手紙からナラが家に来てくれてどれほど嬉しかったかが伝わってきますね。
きっと、その夫婦はひょっこり現れたナラを、亡くなった愛猫のようにいっぱい可愛がってあげたのでしょう。どうやらナラもその夫婦のことがとっても気に入っているみたい。飼い主さんの知らない間に、こんなに人を幸せにしていたなんて、とってもステキなお話ですね。
This post was published on 2016/01/06