数週間前、保護団体『レン・レスキューズ』に養育主さんの世話が必要な子猫達についての連絡が入りました。子猫達は非常に体調が悪く、全身が汚れていて、多くの健康問題と戦っていました。
養育ボランティアのアシュリー・ケリーさんは躊躇することなく子猫達を受け入れて、24時間体制で世話を続けました。子猫達の中に『ウィスパーズ』と名づけられた三毛猫がいたのですが、その顔には個性的な模様があり、いつもアシュリーさんの目を引きつけたそうです。
ウィスパーズは特に体調が悪い状態でしたが、強い意志を持っていて、決して自分の命を諦めませんでした。ウィスパーズはサプリメントとケアのおかげで、数日後には信じられないほどに回復しました。
「ウィスパーズは毎回、ご飯を食べるとすぐに周りを気にすることなく眠りに落ちていきます」とアシュリーさんが言いました。
ウィスパーズは何か伝えたいことがあると、躊躇することなく大きな声で話しかけてきました。またウィスパーズは両手を伸ばして空中をこねるのが大好きでした。
甘えん坊のウィスパーズは片時もひとりになりたくなくて、起きている時は常にアシュリーさんや他の子猫達の注意を引いているそうです。
そんな目立ちたがり屋のウィスパーズですが、姉妹の『ローナ』と強い絆が結ばれていて、1日の多くの時間を一緒に過ごしています。ふたりはいつも全力でプロレスごっこをして、1日に何度も毛づくろいしているそうです。
その後、子猫達が少し成長すると、養育ボランティアのエリンさんと息子のクリス君が子猫達の養育を引き継ぎました。「私達は子猫達が遊び回るために最適な部屋を用意して、寝心地の良いベッドを設置しました」とエリンさんが言いました。
子猫達は最初、猫用のオモチャが何をするためのものか分かりませんでしたが、すぐに遊ぶためのものだと理解しました。そしてウィスパーズとローナは部屋中を一緒に探索して、新しいオモチャをたくさん見つけました。
「ふたりは本当にいつも一緒です。ふたりはお互いに平手打ちをするのが好きで、面白い姿をたくさん見せてくれています。ふたりはすくすくと成長していて、日に日に力強くなっています。」
ウィスパーズは他の兄弟と比べると少し身体が小さいですが、とっても元気いっぱいです。そしてローナはいつもウィスパーズの姉の役割を果たしていて、どこへ行ってもウィスパーズのことを見守っているそうです。
ふたりが部屋の中を駆け回る様子はとっても愛らしく、いつもたくさんの笑いをエリンさんの元に届けているそうです。「ふたりは遊びの時間が大好きです。そして遊び疲れると、お互いに寄り添いながら眠りに落ちていきます。」
ふたりは多くの時間を一緒に過ごし、猫のスキルを磨いて、猫としての生き方を学んでいます。
その後、7週齢を迎えたウィスパーズは体重が1ポンド(約453g)に到達しました。「ふたりはついにここまできました。ふたりはいつもエネルギーに溢れていて、一緒に過ごす時間を存分に楽しんでいます。」
ウィスパーズは人間のことも大好きで、いつもエリンさんや家族の注意を引いてきます。そしてハグをされると、愛らしい音で喉をゴロゴロと鳴らし始めるそうです。
「ウィスパーズは顔を擦りつけて、首や肩に寄り添うのが大好きです。また耳元で喉を鳴らして、私達を幸せな気持ちに包み込んでくれます」とエリンさんが嬉しそうに話してくれました。
こうして兄弟と共に保護されたウィスパーズは、優しい人達のおかげで元気を取り戻し、新しい人生を歩み始めることができました。これからもウィスパーズはローナやエリンさん達に囲まれながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:catasticalmeows/lovemeow
This post was published on 2020/11/01