ある日、養育ボランティアのジェス・ソーレンさんが3匹の子猫達を迎えるために保護施設に向かうと、そこで独りぼっちの子猫に出会いました。子猫は他の子猫達よりも幼く、誰かの助けを必要としました。
子猫にはまだ養育主さんが決まっていなかったため、ジェスさんはその場に子猫を残していくことができませんでした。そこでジェスさんは保護施設のスタッフ達に、3匹と一緒に子猫を連れて帰ることを申し出ました。
『フランキー』と名づけられた子猫は、すぐに新しい家に落ち着きました。フランキーの体重は僅か250gで、24時間体制のミルクの世話を必要としていました。
フランキーは子猫達の中で一番小さな身体をしていましたが、他の子猫達に追いつくことを決心しているようでした。「フランキーは他の子猫達よりも1〜2週ほど年下ですが、急速に成長しています」とジェスさんが言いました。
すぐに新しい環境に順応したフランキーは、3匹の子猫達と一緒にいることができてとても幸せそうでした。
また3匹の子猫達の方もフランキーのことがすぐに好きになり、まるで兄弟のような関係になりました。
フランキーは新しい兄弟の様子を熱心に観察しながら、歩き方を勉強し始めました。フランキーは兄弟が歩いたり、遊んだり、走ったりしていると、その行動を一生懸命にマネします。フランキーは途中で転倒することもありますが、いつも自信に満ち溢れていて、何も恐れていないそうです。
そしてたくさん遊んだ後はジェスさんの隣で丸くなりながら、幸せそうに眠りにつくそうです。
優しいジェスさんのおかげでフランキーは体重を確実に増やしていて、徐々に力強くなっています。それと同時に好奇心が溢れ出したフランキーは、いつも兄弟と一緒に様々な場所で可愛いイタズラをしているそうです。
そんなヤンチャなフランキーですが、とっても甘えん坊で、いつも誰かに寄り添いながら眠っています。フランキーは兄弟に腕を巻きつけたり、顔をうずめて眠るのが大好きなのだそうです。
フランキーの人生の始まりはとても大変でしたが、ジェスさんや兄弟との出会いで人生が大きく変わりました。あと数週間でフランキーは十分に成長して、素敵な里親さんに出会うことでしょう。
現在のフランキーは兄弟に寄り添いながら、愛らしい喉の音で部屋中を満たし続けています。フランキーはまだ兄弟の中で一番小さいですが、大きな個性で小さな身体を完全に補っているのです。
こうして独りぼっちで保護されたフランキーは、ジェスさんに迎えられて新たな人生をスタートさせることができました。今のフランキーは毎日が幸せいっぱいで、兄弟と一緒に楽しい時間を過ごしているのです(*´ω`*)
出典:kittenbnb/lovemeow
This post was published on 2020/10/31