今から約2週間前のこと、メキシコに住むタニア・サンツさんが近所の店に立ち寄った時、店の前に白猫がいることに気づきました。
タニアさんが白猫に挨拶をしてから店に入ると、白猫も一緒に店の中へと入ってきました。そしてタニアさんが通路を歩き始めると、白猫がその前を塞いで、ある場所に案内するかのように歩き始めたのです。
そこはキャットフードのコーナーでした。タニアさんは白猫に促されるまま、いくつかのオヤツを買ってあげました。
その後、再びタニアさんが店を訪れた時は残念ながら白猫の姿はなく、辺りを探しても見つかりませんでした。しかし、その後再び店を訪れると、今度は白猫の姿を発見しました!
タニアさんが店のスタッフに話を聞くと、白猫が毎日店を訪れて、みんなにオヤツを買うように説得していることを知りました。白猫はいつもどこかに帰っているようでしたが、白猫がどこで暮らしているのかは誰にも分かりませんでした。
「彼にはちゃんと家があるのかな?」と心配したタニアさんは、白猫の家を見つけることに決めました。
その後、再び店を訪れたタニアさんは、そこで白猫の姿を発見しました。タニアさんは今回、白猫の愛らしい行動を記録するために、動画を撮影することにしました。
その時の動画がこちら。
タニアさんはオヤツを食べさせた後、白猫の後を静かに追いかけました。すると白猫は道路の反対側にある空き地まで移動し、そのままそこで落ち着いたのです。どうやらここが白猫の暮らしている場所で、白猫が野良猫だということが分かりました。
その日の夜、タニアさんは白猫にオヤツ以外のものをプレゼントすることに決めました。
「私は彼を自宅に連れて帰り、家族の一員として迎えました」とタニアさんは言いました。
白猫がどのくらいの間、野良として生きてきたのかは誰にも分かりませんが、野外での生活が容易でなかったことはすぐに分かりました。白猫の毛にはツヤが無く、野外での厳しい暮らしの中でシッポを失っていました。しかし、今の白猫は違います。白猫のそばにはいつも優しいタニアさんと先住猫達がいるのです。
その後、タニアさんは再びお店を訪れて、店のスタッフ達に白猫の話をしました。スタッフ達は白猫の姿が突然見えなくなったため、とても心配していたそうです。
「スタッフ達は誰も彼を探しに来る人がいなかったことを私に伝えてきました。そしてスタッフ達は彼を迎えてくれたことに、とても感謝していました。」
タニアさんは店を出る前に、白猫のためにいくつかのオヤツを買いました。今回は白猫に頼まれたものではなく、タニアさんが自ら購入した初めてのオヤツになりました(*´ェ`*)
「私は彼のためにたくさんのオヤツを買いました。きっと彼はいつも私がそうすることを分かっていたのだと思います」とタニアさんは話してくれました。
出典:tania.santoscoy.7/thedodo
This post was published on 2020/04/06