保護先でアゴの怪我を治してもらった子猫。愛らしい微笑みをたたえたまま、助けてくれた人達に幸せそうに寄り添い続ける

ある日、家の近くを歩いていた男性が、アゴに怪我を負った迷子の子猫を見つけました。男性はすぐに子猫を救い上げると、地元の動物病院へと連れて行きました。

子猫の人生は苦しい始まりだったにもかかわらず、子猫はとても社交的で、いつも誰かに寄り添っていたいと思っていました。そのため子猫は入院中ずっと愛情を求めて鳴き続け、スタッフが交代で子猫の元を訪れたそうです。

そんな中、保護施設『ベビーキャッツ・キトゥン・レスキュー』を運営するケイティー・ロドリゲスさんが子猫に会いにやって来ました。ケイティーさんに気づいた子猫はすぐにケージの前の方に歩いてきて、愛情を求め始めたそうです。

動物病院で『クラーク・グリズウォルド』と名づけられた子猫は、すぐにみんなの心をとりこにしました。クラークは病院で働く全てのスタッフと一緒に遊び、抱っこを要求して、腕の中で幸せそうにフミフミを続けました。その姿を見たケイティーさんは、「クラークはあちこちで友達を作っています」と言いました。

スタッフ達はクラークの折れたアゴを治し、たくさんの抱っこでクラークの回復の手助けをしました。

「クラークのアゴは少し曲がっていて、いつも微笑んでいるように見えます。私はその顔がとても愛らしいと思っています。」

その後、クラークの健康問題が全てクリアになった時、ケイティーさんはクラークを引き取って、養育ボランティアのジェシカさんの家に連れて行きました。「クラークは1ヶ月間病院で過ごした後、ジェシカさんの家で新しい生活を始めました。」

とても人間好きのクラークは、家に着いてすぐにジェシカさんのことを抱きしめました。そしてそのままジェシカさんの腕の中で幸せそうに眠り始めたそうです。

「クラークはいつも誰かと一緒にいたいため、何人かの家族と一緒に暮らせることに幸せを感じています。」

クラークは膝の上でくつろぐのも大好きで、誰かの膝が空いていると、嬉しそうに登ってくるそうです。さらに膝が2つ空いていると、幸せそうに交互の膝を行き来するそうです。

甘えん坊のクラークは室内生活に素早く順応し、いつも誰かに寄り添っています。少し前まで路上を彷徨い歩いていたクラークは、幸せいっぱいの抱っこや昼寝で、完全に花を咲かせることができたのです。

クラークは家の中のいたるところで家族を追いかけ、チャンスがあればいつでも寄り添い始めます。

「クラークはいつも愛情いっぱいに家族に抱きつき、暖かい毛布の中で丸くなっています。彼は既に新しい家に行く準備が整っています」とケイティーさんは話してくれました。

こうしてアゴを怪我していたクラークは、優しい人達のおかげで幸せな生活を送り始めることができました。クラークはこれからもたくさんの愛情を感じながら、幸せいっぱいの人生を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:babycatsrescuelovemeow

This post was published on 2019/12/10