「この猫を家族に迎えるかどうか…」
ダン・カシャニさんはそのようなジレンマを持った通勤客のうちに1人です。イスラエルに住むダンさんが通勤で利用している駅には、地元の人達に『シャワルマ』と呼ばれている猫が毎日のように現れます。
駅はテルアビブ近くの都市『ペタフ・ティクヴァ』にあり、毎日多くの通勤客が利用しているそうです。
「その日、私は仕事から帰る途中でシャワルマの姿を見つけました。彼女はいつも改札の上で丸くなっていて、その姿は自然と私を笑顔にします」とダンさんは言いました。
ダンさんはこれまでに何度もシャワルマの姿を見かけたことがありましたが、今回はその様子を動画に収めることに決めました。シャワルマはとても人間慣れしていて、乗客が改札にカードをタッチしても、隣を通り抜けても、大人しくしているそうです。
改札にいるシャワルマの様子はこちら。
ダンさんは撮影した動画をSNSに投稿しました。すると瞬く間に世界中の人達の関心を集めて、たくさんの人達がシャワルマの動画をシェアしたそうです。
「改札の上が定位置のシャワルマは、機嫌が良い時は頭を撫でることを許してくれます。」
どうやらこの日のシャワルマは、少なくとも1人の乗客に頭を撫でることを許したようです♪
動画が拡散された後、ダンさんはたくさんの人達から友達リクエストを受け取っただけでなく、地元の市長からも連絡をもらいました。
「市長は電話で『私もその猫に会ってみたい。ここはどこの駅ですか?』と聞いてきました。私は駅のことを伝えて、市長が来る時間に合わせて駅に足を運びました。」
市長とシャワルマの様子はこちら。
「市長はシャワルマにオヤツとオモチャをあげて、彼女を可愛がりました。」
ダンさんはそんな市長の姿を見ながら、「あなたはとっても素晴らしい市長だ。前回の選挙ではあなたに投票しませんでしたが、次は絶対に投票します!」と伝えたそうです(*´ェ`*)
出典:Dan Kashani/thedodo
This post was published on 2019/11/12