ある日、生まれたばかりのサニー君が初めて家に帰ると、4匹の犬と猫が出迎えてくれました。この家に暮らしていたペット達はみんな、サニー君がお腹の中にいた時からずっと、サニー君が生まれてくるのを待っていたのです。
4匹の犬はすぐにサニー君に寄り添いましたが、猫の『ミア』だけは少し時間がかかりました。しかし、ミアが一度サニー君を受け入れると、家の中で一番の保護者になったのです。
「ミアは2週間かけてサニーと深い絆を結びました。ミアはサニーの気まぐれな動きを見るのが大好きです。ふたりはいつもベッドの中で遊んでいて、そのまま幸せそうに眠りにつきます」とサニー君の母親のケーシーさんは言いました。
ミアは人間の弟のことをとても愛しています。そのためいつもサニー君に寄り添いながら、笑顔で幸せに過ごしているかを確認しているそうです。
そんなある日のこと、熱を出したサニー君が病院から帰ってきました。するといつもサニー君のそばにいるミアは、すぐに異変に気づいたのです。
「ミアはサニーに駆け寄って、心配そうに鳴き始めました。私がサニーをベッドに寝かせると、すぐにミアが寄り添ってきて、その場から動かなくなりました。」
ミアはサニー君の気分が良くなるまで、そばから離れることはありませんでした。ケーシーさんが様子を見に行くたびに、ミアも一緒にサニー君の顔を覗き込み、無事を確認していたそうです。
「ミアは家の中で介護者としての役割を引き受けてくれています。ミアはそのために生きています」とケーシーさんは話してくれました。
家族想いで愛情深いミアは、みんなからとても愛されています。きっとミアに育てられたサニー君は、動物好きの優しい男の子に成長していくことでしょう(*´ω`*)
出典:88kncorbett/iizcat
This post was published on 2019/11/01