人生に、もふもふを。

廃材置き場で助け出された子猫達。保護先で生まれて初めて人の優しさに触れると、怯えていた心に大きな変化が!

0

ある日、製材所の従業員が廃材置き場のそばで歩き回る子猫の姿を見つけ、廃材の山の中に助けを必要としている6匹の子猫がいることが分かりました。

子猫達のことを心配した従業員は、すぐに地元の保護施設『シュスワップ・ポーズ・レスキュー・ソサイエティー』のバーバラさんに連絡をしました。

バーバラさんとスタッフが現場に駆けつけると、子猫達は既に製材所から隣の金属工場に移動していて、金属や木材の山の後ろに隠れていました。

バーバラさん達は子猫達に近づいて状況を確認することにしました。子猫達はバーバラさん達に気づくとすぐに身を隠し、何匹かはその場から逃げようとしました。子猫達はみんな人間のことを怖がっていて、バーバラさん達に近づこうとはしませんでした。

子猫達を安全に保護するために、バーバラさん達は周辺にいくつかの捕獲器を設置し、少し離れた場所で待機しました。するとついに2時間後に子猫達が物陰から姿を現したのです。

子猫達は1匹ずつ食べ物の匂いを嗅ぎながら、捕獲器の中へと入って行きました。バーバラさん達はその日のうちに5匹の子猫を保護し、残りの1匹を翌日保護することに成功しました。

子猫達は全く人間に慣れていなかったため、キャリーの中でじっとしながら、一箇所に集まっていたそうです。

子猫達はその後、養育主さんの家に移動してお風呂に入り、ハグをしてもらいました。

子猫達は最初、ハグに抵抗しようとしましたが、すぐに行動に変化が起きました。子猫達は人間の温かさに幸せを感じ、次々と喉を鳴らし始めたのです。

「子猫達は1日も経たないうちに大きく変化しました。今の子猫達は養育主さんに寄り添いながら、ゴロゴロと喉を鳴らし続けています」とバーバラさんが言いました。

子猫達の目からは完全に恐怖が消え、すっかり甘えん坊になり、いつも膝の上を要求してくるようになったそうです。

一方、バーバラさん達は子猫達の母親を保護し、避妊手術を行いました。また製材所の従業員は母猫が安心して暮らせるように、製材所の近くに猫用の家を作ったそうです。

子猫達の方はすっかり室内生活に慣れたようで、いつも快適な時間を楽しんでいるそうです。

こうして子猫達は保護されてから僅かな時間で、完全に別猫へと生まれ変わることができました。子猫達の姿を見ていると、人間の愛情がどれだけ猫達に影響を与えるかがよく分かりますね。

子猫達はもう路上を彷徨い歩き、廃材の下で寝る必要はありません。子猫達はこれからも優しい家族に寄り添いながら、幸せいっぱいの時間を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:beescatslovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう