先月、ある施設の敷地内で生後4週齢の子猫が見つかりました。子猫はひとりで置き去りにされていて、母猫の愛情を求めて大きな声で鳴いていました。
そんな子猫の声に気づいた女性は、子猫のことを色々な人に聞いて回りましたが、子猫を自分の猫だと言う人はいませんでした。そこで女性は手遅れになる前に、地元の保護施設『スパークル・キャット・レスキュー』へと連絡をしたのです。
その後、子猫は駆けつけたスタッフ達によって安全に保護されました。「この可哀想な子猫は独りぼっちでとても怖がっていました。子猫は一晩中鳴き続けていたため、疲れ切っていました」とスタッフは言いました。
スタッフ達は子猫に『レオ』と名づけました。レオは安全な場所に来られたことに満足して、ゴロゴロと喉を鳴らし始めたそうです。
施設でお腹を満たしたレオは獣医さんの診察を受け、スタッフとたくさんのハグをしました。そして今までの睡眠不足を補うかのように、快適なベッドの中で長い昼寝を始めました。
病気の検査の後、レオは養育主さんの家へと移りました。レオはすぐに他の子猫達と一緒に遊び始めましたが、レオが一番好きなことは人間の温かい腕の中に寄り添うことでした。レオは人間のお父さんに抱きしめてもらうまで、家のいたるところでお父さんの後を追いかけました。
そして無事に抱っこしてもらうと、レオはお父さんのアゴにキスをして、腕の中に身体をうずめたのです。
レオの小さな身体にはたくさんの愛情が詰まっています。レオの人生の始まりは苦しいものでしたが、優しい人達との出会いで大きく変わることができたのです。
現在7週齢のレオは、無事に生涯の家を見つけることができました。その家には数匹の猫が暮らしていて、『スパークル・キャット・レスキュー』から迎えられた猫も2匹いるそうです。
こうして独りぼっちのところを保護されたレオは、優しい人達のおかげで新しい人生を始めることができました。これからもレオは温かい腕の中で丸くなりながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:sparklecatrescue/lovemeow
This post was published on 2019/10/07