4歳の猫『ガンダルフ』は人間の両親が離婚した後、誰も世話をすることができなくなり、保護施設へと連れて来られました。その後、施設で里親募集が始まり、近所に住むメリッサ・ロシエさんがガンダルフを家族に迎えました。
「その頃ちょうど私の両親が別れたばかりだったので、同じ境遇のガンダルフを家族に迎えることに決めました。その時の私はとても心が疲れていて、ガンダルフの姿に毎日救われました」とメリッサさんは言いました。
ガンダルフは新しい家で暮らし始めた瞬間から、メリッサさんのことが大好きになりました。ガンダルフはいつもメリッサさんの後を追って、たくさんの抱っこを要求してきたのです。しかし、ガンダルフは決してオモチャで遊ぼうとはしませんでした。
「ガンダルフはとてもクールな性格で、家の中で騒いだりすることはありません。彼はオモチャには全く興味がないようで、私が買ってきたオモチャで遊ぶことはありませんでした。」
そんなガンダルフは昼寝をすることが大好きでした。そのためメリッサさんはある日、昼寝をテーマにした『オモチャ』を作ることに決めたのです。
「私はガンダルフのために、可愛い昼寝場所を作ろうと考えました。彼はキャットツリーとベッドが好きだったため、『ちょっとした隠れ家』のようなものを作ることに決めました。」
メリッサさんは早速、Youtubeで簡単なDIYのキャットハウスの作り方を探して、必要な塗料とダンボール箱を用意しました。そして4時間かけて愛らしいキャットハウスを完成させたのです。でもそのハウスをガンダルフが喜んでくれるかは分かりませんでした。
メリッサさんは完成したハウスに毛布を敷いて、ガンダルフにお披露目しました。
するとガンダルフはとっても驚いたようで、愛らしい表情を見せてくれたのです! どうやらガンダルフは新しいハウスをとっても気に入ってくれたようです♪
「ガンダルフがハウスの中で過ごしやすくするため、いくつかのオヤツを中に入れました。私は彼の幸せそうな姿を見て、全ての苦労が報われました。」
現在、ガンダルフはハウスの中でまったりとくつろぐ時間が大好きです。それは一般的な『オモチャ』ではないかもしれませんが、ガンダルフにとって、遊んだり昼寝をするための最高の場所になったのです♪
どうやらガンダルフは素敵な隠れ家を作ってくれた優しいお母さんに、とっても感謝しているようです(*´ェ`*)
「もしかするとシンプルなダンボール箱でも同じようなことが起こったかもしれません。でも自分の手でハウスを作ったことで、とっても素敵な思い出ができました」とメリッサさんは嬉しそうに話してくれました(*´ω`*)
出典:Melissa/thedodo
This post was published on 2019/07/25