ある寒い日のこと、庭のポーチの下で子猫の兄弟がお互いを抱きしめ合いながら丸くなっていました。子猫達を見つけた家族は、母猫の帰りを待ちましたが、結局戻ってくることはなかったそうです。
その後、保護施設『キャット・レスキュー・アンド・アダプション・ネットワーク』に連れて行かれた子猫達は、『リーラ』『ケーフ』『ピュリス』と名づけられ、養育主のジェシーさんの家で育てられることになりました。
子猫達はジェシーさんの家に着いてからも、片時も離れることなく抱き締め合っていました。特にケーフ(明るいサバトラ)はとても寂しがり屋で、常に愛情を求めていたそうです。
「ケーフは身体が弱く、生まれつき膀胱に問題を抱えていました。彼はとても甘い猫ですが、少し臆病で、初めて会う人を必ず警戒します。また、彼はほとんどオモチャなどで遊んだりしません。彼は常に兄弟や親しい人の愛情を欲していて、いつも誰かと一緒にいないと落ち着かないようです」とジェシーさんは言いました。
「ケーフが一番好きなのはハグをすることで、それは食べることよりも重要です。彼は食事の途中でも、何度もハグを求めてきます。」
姉猫のリーラとピュリスは、弟がたくさんの愛情を欲していることを理解しているようで、よくケーフのことを優しく包み込んでいます。そして、ケーフを安心させるために、大きな音で喉を鳴らし続けているそうです。
「リーラはとても勇敢な猫です。彼女は掃除機で遊ぶのが大好きで、大型犬にも果敢に近づいて行って、自分から挨拶をします。また、彼女は家の中を冒険するのが大好きです。」
リーラはいつも愛情いっぱいにケーフのことを抱きしめているそうです。
「ピュリスは好奇心旺盛で、動いているものと遊ぶのが大好きです。また、お腹のマッサージがお気に入りのようです。」
子猫達はよくジェシーさんの上で丸くなって、マフラーの代わりになってくれるそうです♪
こちらはジェシーさんの足を枕にして眠るリーラとケーフの姿です。ジェシーさんは可愛い子猫達のおかげで、足も心もポカポカです♪
そしてこちらはケーフを抱きしめるリーラの姿です。ケーフは優しいお姉さん達にたくさんの愛情を注がれながら、毎日を幸せいっぱいに過ごしているのです。
子猫達は優しいジェシーさんのおかげですくすくと成長していきました。生まれつき身体の弱かったリーラも、日に日に力強くなっているそうです。
こうして庭のポーチで保護された子猫達は、安全な家の中で幸せな時間を過ごすことができました。子猫達は毎日お互いをギュッと抱きしめながら、自分が独りではないことを常に確認し合っているそうです(*´ω`*)
出典:Jessi Weaver/lovemeow
This post was published on 2019/07/09