人生に、もふもふを。

助けを求めて彷徨い歩き、裏庭に迷い込んだ子猫。抱っこされた瞬間に人の温かさに気づいて、怯えていた心に大きな変化が

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ある日、ニューヨークのブルックリンにある家の裏庭に、1匹の子猫が迷い込んできました。子猫はとても臆病で、誰にも近づこうとしませんでした。

「私達は裏庭で子猫の姿を何度も見ましたが、ご飯をあげようとして外に出ると、いつも姿を消してしまいました」と住人のリンジーさんが言いました。

子猫はとてもお腹を空かせていましたが、人間のことを非常に怖がっていたため、すぐに車の下へと隠れてしまいました。そのためリンジーさんは2日間、子猫に近づくことができませんでした。

しかし、お腹が空いていた子猫は何度も裏庭に戻ってきました。そして最後は人間の助けを借りるために、勇気を出してリンジーさんのところに近づいてきたのです。

リンジーさんはすぐに子猫を保護して家の中へと連れて行くと、痩せ細っていた子猫にご飯を食べさせてあげました。「ご飯を食べ終わってから2時間ほどが経つと、子猫は少し落ち着いたようでした。私はゆっくりと子猫に手を伸ばして抱きしめました。」

するとこれまでとても臆病だった子猫に大きな変化がありました。ずっと人間を恐れていた子猫が、リンジーさんに愛情を求め始めたのです。

その後、子猫は人間に寄り添うことを学び、リンジーさんの膝の上で眠りに落ちていきました。

リンジーさんはこの時すでに2匹の猫を飼っていたため、子猫を保護施設に連れて行くことに決めました。「私は愛猫を迎えた時にお世話になった保護施設『フラットブッシュ・キャッツ』に連絡をしました。それから2時間後にスタッフ達がやって来て、子猫を保護施設へと連れて行きました。」

スタッフのウィルさんとディブヤさんが保護施設に着くと、さっそく子猫をお風呂に入れて、全身を綺麗にしました。「子猫の身体からはノミがいなくなりました。子猫は現在、安全な環境の中で快適に過ごしています」とウィルさんが言いました。

優しい人達のおかげですっかり人間のことを信頼した子猫は、美味しいご飯でお腹を膨らませて、暖かいベッドで眠り、幸せいっぱいの時間を過ごし始めました。

「子猫はもう二度とお腹を空かせながら路上を彷徨い歩いたり、独りぼっちになることはありません。子猫の残りの人生は、たくさんの愛情で満たされています」とウィルさんが嬉しそうに話してくれました。

その後、十分に成長した子猫は新しい里親さんの元へと旅立っていきました。子猫は現在、優しい家族の愛情を感じながら、幸せいっぱいの毎日を送っているそうです(*´ω`*)
出典:flatbushcatslovemeow

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