ある日、8週齢の子猫の姉妹が路上で見つかりました。姉妹は母猫と離ればなれになってしまったようで、近くに母猫の姿はありませんでした。
子猫を見つけた近くの住人は、このままでは姉妹の命が危ないと感じ、地元の保護施設へと連れて行きました。
姉妹は施設に向かう途中、キャリーケースの中で鳴き叫んでいました。そして、お互いに慰め合うように、しっかりとしがみついていたそうです。
姉妹が施設に到着した後、すぐに養育主さんの家へと連れて行かれました。
姉妹はそこで全身をキレイに洗われ、ご飯をたくさん食べて、暖かいベッドで横になりました。姉妹は家の中に安心したようで、早速ベッドに置かれていたオモチャで一緒に遊び始めたそうです。また姉妹は優しい養育主さんに愛情を感じて、すぐに人間に心を開きました。
姉妹は『ジョージア』と『カロライナ』と名づけられました。
それから数日後、車通りの多い道路から独りぼっちの子猫が保護されました。施設のスタッフ達は子猫に『アラバマ』と名づけました。
まだ幼いアラバマは新しい環境をとても怖がっていました。スタッフ達はアラバマの様子を見て、「この子には家族が必要だ」とすぐに感じたそうです。
「助け出されたアラバマには兄弟や友達の存在が必要でした。そのため私達は、アラバマをジョージアとカロライナの姉妹に会わせることにしました」とスタッフのハービー・シュライバーさんは言いました。
その後、姉妹と出会ったアラバマは少し驚いた表情を見せました。しかし、すぐに姉妹に温かさを感じて、姉妹のことが大好きになったのです。そしてアラバマの「シャー」の音は自然と、喉を鳴らす音へと変わりました。
姉妹の方も独りぼっちのアラバマを温かく迎えて、一緒に遊び始めたそうです。
「姉妹は本当の妹のようにアラバマと接し始めました。3匹はいつもすり寄って、一緒に眠って、一緒に遊んでいます!」
とっても仲良しな3匹は、いつも幸せな猫団子を作っているそうです♪
またアラバマは2匹のお姉さんのことをとても慕っていて、お姉さん達と一緒に大きな音で喉を鳴らし続けているそうです♪
こうして独りぼっちだったアラバマは、養育主さんの家で優しいお姉さん達に出会うことができました。アラバマはもう寂しくなんかありません。これからもアラバマは大好きなお姉さん達に囲まれながら、暖かい家の中で幸せいっぱいに暮らしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:TheCatHouseontheKings/lovemeow
This post was published on 2019/05/30