昨日、カナダに住むジャニス・スミスさんと夫のディーンさんがバスション山を歩いていると、近くの茂みから子猫の声が聞こえてきました。すぐに夫婦が辺りを探し回ると、母親のいない3匹の子猫の姿を発見しました。
子猫のうちの2匹は夫婦に気づくとすぐに駆け寄ってきて、鳴きながら注意を引いてきました。残りの1匹は人間を少し怖がっていたため、2匹の後ろに隠れていたそうです。
夫婦は子猫達を救い上げると、助けを求めて友人に電話をしました。友人は夫婦に保護施設を運営するバーバラ・ゴスランさんを紹介しました。
「私は夜の10時30分に連絡を受けました。子猫達を保護した夫婦は、私のところに子猫達を連れてきました」とバーバラさんは言いました。
夫婦が到着した時、バーバラさんは既に容器にご飯を用意していました。子猫達はすぐに容器の周りを囲んで、勢いよくご飯を食べ始めたそうです。
その姿を見ていたバーバラさんは、子猫達の身体が少し細かったため、少なくとも1日は何も食べていないだろうと感じたそうです。子猫達は美味しいご飯でお腹を満たすと、バーバラさんの夫のデニスさんのところまで歩いてきて、愛情を求めて鳴き始めました。
「夫が子猫達を抱きしめるまで、子猫達は鳴くのを止めませんでした。子猫達は夫の肩の上に乗って、ミルクを飲むように耳を吸い始めました。そして子猫達は快適さを求めて肩の上で眠り始めました。」
すぐにデニスさんに懐いた子猫達は、デニスさんのことをまるで『お母さん』のように感じているようでした。子猫達は食べ物を求めていただけではなく、愛情にも飢えていました。
その後、子猫達はそれぞれ『クルム(ラグドール・ミックス)』『アークテリクス』『クライミット』と名づけられました。子猫達は新しい環境にもすぐに慣れて、楽しそうにオモチャで遊び始めたそうです。
「クルムは一番甘えん坊な子猫で、いつも大きな音でゴロゴロと喉を鳴らしています。彼は撫でられるのが大好きで、私達に寄り添うために途中で遊ぶのを止めることがあります。」
「クライミットは一番静かな性格で、喉の音も兄弟の中で一番小さく、耳をマッサージされるのが大好きです。アークテリクスはとっても遊び好きで、人間の身体に登るのが大好きです。」
子猫達はバーバラさん達にかまってもらうのが大好きで、少しでもチャンスがあると、すぐに抱っこを要求してくるそうです。
今後、子猫達が十分に成長したら保護施設を通して里親募集が始まります。子猫達はそれまでの間、バーバラさんやデニスさんの元で、何不自由無い毎日を送っていくことでしょう。
子猫達はみんな肩の上が大好きですが、肩の上に登っていない時は柔らかいベッドをこねながら、幸せそうに喉を鳴らし続けているそうです♪
こうして山の中で迷子になっていた子猫達は、優しい人達のおかげで新しい人生をスタートさせることができました。子猫達は現在、美味しいご飯と楽しいオモチャ、そして大好きな家族のいる家の中で、幸せいっぱいの毎日を送っているのです。
出典:Shuswap Paws Rescue/lovemeow
This post was published on 2019/05/25