ある日、リーニーさんは家の近くで野良の母猫と子猫達を見つけました。
「その日、私が車を動かした直後に、車の下から猫達が出てきました。私は夫と一緒に猫達を保護しようと2時間ほど頑張りましたが、結局捕まえることができませんでした。私達は再び猫達が戻ってくるかもしれないと思い、庭のポーチに猫用のご飯を置いておきました」とリーニーさんは言いました。
それから数日間、リーニーさんと夫がポーチの様子を見ていると、1匹の子猫だけが毎晩戻ってきていることに気づきました。「子猫はたくさんの食べ物をお腹に詰め込んで、アジサイの茂みの下に身を潜めていました。」
夫婦は子猫が寂しそうに鳴いていたため、子猫を保護しようと決心しました。しかし、子猫は人間に慣れていなかったようで、茂みから出ることを拒否し続けたのです。
「それから数日後、母猫が再び庭に姿を現しました。母猫を見つけた子猫は大きな声で鳴きながら、母猫の後を追いかけました。しかし、母猫は子猫を怖い顔で威嚇して、子猫をその場に残していってしまったのです。」
夫婦は子猫が可哀想に思い、子猫を再び保護することにしました。今度は捕獲器を借りてきて、無事に捕まえることに成功しました。
「私達が家の中に子猫を連れて帰ると、子猫は毛を逆立てて威嚇してきました。しかし、保護から12時間後に夫がゆっくりと手を伸ばすと、子猫は身体を撫でることを許してくれたのです。そしてついに喉を鳴らし始めました。」
子猫は人間のお父さんのハグがとても嬉しかったようで、身体から離れなくなったそうです。
子猫は短時間で驚くほどの変化を遂げました。子猫はすっかり甘えん坊になり、愛情豊かになり、遊び好きになったのです。
「子猫は最初、遊び方を知りませんでしたが、10分後には小さな棒を転がし始めました。」
その後、夫婦は子猫に『トンカ』と名づけました。
「私達は時間をかけて、トンカに子犬の友達を紹介しています。まだ完全に子犬を受け入れていませんが、トンカは子犬に興味を持ってくれたようで、もう少しで2匹は友達になることができそうです。」
そんなトンカが一番好きなのは、やっぱり夫婦に抱きついて喉を鳴らすことです。どうやらトンカは保護の後のハグが忘れられなくなったようです。
こうして母猫に置き去りにされたトンカは、夫婦のおかげで温かい愛情を知ることができました。母猫に甘えられなかった分、優しい夫婦にたっぷりと甘えて、幸せな毎日を送っていって欲しいですね。
出典：harley07babe／lovemeow
This post was published on 2019/05/08