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ある日、庭に姿を現した1匹の野良猫。どうしても前足を見せようとしなかったため、ご飯をあげて仲良くなると…

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ある日、庭のポーチに10歳の野良猫『バスター』が現れました。バスターは決して前足を見せようとせず、ずっと身体の下に隠していたそうです。

バスターを見つけた女性は、不思議に思いながらご飯の世話を続けました。そして、仲良くなったバスターに女性が近づいて行くと、バスターが前足を怪我していて、獣医さんの治療が必要だと分かったのです。そこで女性はバスターを保護して、地元の保護施設『ロリポップ・ファーム』へと連れて行きました。

バスターはとてもやつれていて、その瞳からは苦しみや苦悩が伝わってきました。

「バスターは形質細胞性足皮膚炎(肉球が著しく腫張し、潰瘍を起こす病気)に苦しんでいました。彼は歩く度に前足に痛みを感じていました」と保護施設のスタッフは言いました。

ご飯を食べる猫出典:lollypopfarm (lovemeow)

バスターはすぐに全身を綺麗にしてもらい、足の治療を始めました。

治療を始めたバスターは、とても忍耐強く、決して不満を言うことはありませんでした。またバスターはスタッフが包帯を交換し始めると、大きな音で喉を鳴らし始めたそうです。

「バスターはとても穏やかで愛情豊かな猫です。彼はいつも私達の言うことをちゃんと聞いてくれました。そのため彼の足の怪我は、日に日に良くなっていきました。」

そして、治療から数週間後、ついに両足の包帯がとれたのです!

「バスターは前足が痒かったようで、何度も包帯をとろうとしていました。怪我の状態が随分良くなったため包帯をとると、彼はとってもスッキリしたようでした。今はエリザベスカラーを身につけて、足を舐めたり噛んだりしないようにしています。」


それからさらに数週間後、ついにバスターのエリザベスカラーが外れました! バスターはその瞬間に、とっても素晴らしい気分になったようでした♪

「バスターの足が完全に回復したため、私達は彼のエリザベスカラーを外しました。彼は回復祝いの猫用のツナを美味しそうに食べて、嬉しそうにすり寄ってきました。」

バスターはみんなに注目されるのが大好きで、いつも頭を撫でて欲しそうにおねだりしてきます。そして、無事に望みが叶うと、大きな音で喉を鳴らし始めるそうです♪

こうして悲しそうな瞳で施設にやって来たバスターは、優しい人達のおかげで新しい人生をスタートさせることができました。バスターは2ヶ月も経たないうちに、まるで別猫へと生まれ変わったのです。

元気を取り戻したバスターは、毎日嬉しそうに喉を鳴らし続けています。あの日、悲しそうだったバスターの瞳には、たくさんの愛情と幸せが溢れているのです(*´ω`*)
出典:lollypopfarmlovemeow

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