その日、自動車整備工場に1台の車が入ってきました。早速、整備士さん達が車の状態を確認していると、なんと車の中から猫の鳴き声が聞こえてきたのです！
1人の整備士さんが車の中を確認すると、そこには茶トラの猫が入っていました。どうやら猫はエンジンルームの中から出られなくなっていたようです。
猫が入っていたことにとても驚いた整備士さん達ですが、すぐに救出活動を開始しました。そして、車の一部を壊して、何とか助け出すことに成功したのです！
とても幸運なことに猫には怪我一つありませんでした。車の持ち主の家から整備工場までは16kmあるのですが、猫はその距離を車の中で過ごしていたのです。また助け出された猫は車が整備されるまでの間、二晩も車の中に閉じ込められていました。
猫の救出の様子はこちら。
救出後、知らない人達に囲まれてオロオロする猫。さらに助けてくれた整備士さんと目が合うと、「この人誰にゃ！」とばかりに目が点になってしまいました。
その後、整備工場に来た車の持ち主に猫を見せると「その子は隣の家の猫だ！」と驚いていたそうです。ちなみに猫の救出のために壊した部分は、整備士さん達が無料で元の状態に戻してくれたそうです。
こうして車の閉じ込められていた猫は、優しい整備士さん達のおかげで無事に外に出ることができました。きっと猫の飼い主さんも、愛猫が見つかってホッとしたことでしょう。
出典：Gary Yeomans Ford Lincoln／lovemeow
This post was published on 2019/02/22