ある日、自然豊かな町に住む女性が、自宅の裏の森の中を探索していました。しばらく森の中を歩いていた女性は、茂みの中から子猫の声が聞こえてくることに気づきました。女性にはその声が、助けを求めているように聞こえたそうです。

女性がすぐに辺りを探すと、朽ちた木の中に子猫の姿を発見しました！

出典：ynez (lovemeow)

幼い子猫は木の中にひとりで隠れていました。女性は母猫が近くにいると思い、しばらく待っていましたが、一向に戻ってくる気配はありませんでした。女性はその場に子猫を残して行くことができず、夫に電話をして、子猫を自宅に連れて帰ることにしました。

子猫はとても衰弱していて、動くための十分な力が残っていませんでした。また、子猫は感染症を患っていて、片方の目を開くことができなかったのです。

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女性は慎重に子猫を木の中から取り出して、自宅へと連れて帰りました。

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女性と夫は子猫に『キティー』と名づけました。

夫婦はすぐにキティーをお風呂に入れて、ご飯をお腹いっぱい食べさせました。そして、一晩中キティーの看護を続けたのです。

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翌日になると、キティーの目の具合は随分良くなっていました。また、全身にエネルギーが満ちてきたようで、さっそく夫婦と遊び始めたそうです。

そして、キティーは夫婦のそばから片時も離れなくなりました。

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そんな愛らしいキティーの姿に、夫婦は自然と恋に落ちていきました。最初は里親さんを探そうと考えていた夫婦でしたが、キティーを正式に家族に迎えることにしたのです。

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すっかり夫婦に気を許したキティーは、とってもおしゃべり好きになりました。キティーには伝えたいことがたくさんあるようで、いつも夫婦を見つめながら、話しかけてくるようになったそうです♪

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こうして朽ちた木の中で動けなくなっていたキティーは、偶然訪れた女性によって命を救われました。女性と出会うのがもう少し遅かったら、キティーの体力は尽きていたかもしれません。

独りぼっちで寂しい思いをしてきた分、これからは優しい夫婦にたっぷりと甘えて、幸せな人生を送っていって欲しいですね。
出典：ynez／lovemeow