ある日、保護施設『アニマル・フレンズ・プロジェクト』のカルメン・ワインバーグさんが、野良猫のコロニーでご飯の世話をした後、近くのトレーラーハウスの駐車場で1匹の子猫を見つけました。
カルメンさんは迷子の子猫のために食べ物と水を用意して、SNSで子猫の里親さんになってくれる人を探しました。するとすぐに何人かの人が、カルメンさんとコンタクトをとってきたのです。
その後、カルメンさんは子猫の保護に取りかかりました。しかし子猫はとても人間を恐れていたため、なかなかカルメンさんに近づこうとしませんでした。
それからしばらくの間、茂みから出てこなかった子猫でしたが、さすがに空腹には勝てませんでした。数時間後、子猫は少しずつ姿を現し、ついに捕獲器の中に入って行ったのです。
その瞬間、子猫は野良猫としての人生を終わらせました。
子猫はとても怖がっていましたが、捕獲器の中でお腹を満たすことができました。
その後、子猫は少しずつ警戒を解いていき、ついにカルメンさんに身体を触らせてくれるまでになったそうです。
そしてカルメンさんが子猫を抱きしめた瞬間、子猫の全てが変わりました。子猫は嬉しそうに喉を鳴らし始め、人間の愛情を受け入れたのです。
「この子は今までトレーラーハウスの下で暮らし、空腹に耐えながら何とか生きてきました。でも今は人間のことを信頼していて、自分の新しい人生を楽しんでいます!」とカルメンさんは嬉しそうに話してくれました。
今まで人間を恐れていた7週齢の子猫は、愛情溢れる子猫へと生まれ変わりました。既に里親さんを見つけていたカルメンさんは、獣医さんのところへ行った後、すぐに子猫を里親さんの待つ家に届けてあげたそうです。
「私はいつも全ての猫が幸せな人生を送る権利があると思っています。彼らは人間の愛情を感じると、その何倍もの愛情を私達に返してきてくれます。猫と私達はお互いに最高の関係を結ぶことができるのです。」
こうしてトレーラーハウスの下で生きてきた子猫は、カルメンさんのおかげで人間の愛情を受け入れることができました。子猫はもうこれから先、食べ物の心配をする必要はありません。温かい家で暮らし始めた子猫には、たくさんのご飯と愛情が待っているのです(*´ω`*)
出典:Animal Friends Project/lovemeow
This post was published on 2018/11/07