金曜日の朝、チャック・ホーリーさんが仕事で車を運転していると、道路の真ん中で何かを見つけました。
「私が車を運転していると、前方にある塊の上を何台もの車が走り抜けていきました。私が慎重に車を近づけると、それが子猫だと分かりました」とチャックさんは言いました。
幼い子猫は完全に動けなくなっていて、その場から逃げることができませんでした。チャックさんは危険な状態の子猫の姿を見て、自分がやらなければならないことをすぐに理解しました。
チャックさんは車を止めると、他の車を制止させながら子猫の元へと急ぎました。そして子猫のそばまで辿り着くと、子猫が粘着性のものに絡まっていて、その場から動けなくなっていることに気づいたのです。
チャックさんは慎重に子猫を抱えると、急いで車へと戻りました。子猫は全身が濡れていて、寒さで小刻みに震えていました。
その後、子猫はお風呂に入って、ご飯を食べました。すると子猫は気分がとても良くなったようで、チャックさんに幸せそうな姿を見せてくれるようになりました。
チャックさんは子猫を地元の動物病院へと連れて行きました。子猫はそこで必要な治療を受けると、さらに元気を取り戻し、チャックさんに抱きつきながら、大きな音で喉を鳴らし始めました。
子猫は家に帰っている最中も、ずっとチャックさんの膝の上で丸くなって眠っていたそうです。
保護された時はかろうじて鳴いていた子猫でしたが、チャックさんのおかげでたくさんお話しができるようになりました。そして完全に元気を取り戻すと、チャックさんの肩の上がお気に入りの場所になったのです。
子猫はすぐに新しい環境に適応して、高齢の先住犬とも仲良くなりました。そして自然と子猫は、先住犬の看護をしてくれるようになったそうです。
チャックさんは子猫を保護した日から、子猫が家族の一員だと感じていました。
「子猫に会う前の晩、私達は猫を家族に迎えようと話し合っていました。そしてその翌日に子猫と出会いました。私達は子猫との出会いに運命的なものを感じました。私達は甘えん坊で愛らしい子猫に『スティッキー』と名づけました。」
救助から1日も経たないうちに、スティッキーの人生は永遠に変わりました。
「スティッキーは最悪の状況から、世界で最も幸運な子猫になりました。彼女は私達の恋人で、昨晩はずっと一緒に眠りました。」
「私はスティッキーと出会えたことに幸せを感じています。私達はスティッキーのことをいつまでも大切にしていきます!」とチャックさんは話してくれました。
こうして車の行き交う道路から助け出されたスティッキーは、チャックさんのおかげで安全な暮らしを手に入れることができました。スティッキーはその愛らしい姿で、大好きな家族の元にたくさんの笑顔と幸せを運んで来ることでしょう(*´ω`*)
出典:Chuck Hawley/lovemeow
This post was published on 2018/10/21