ある男性(@belleayreski2)が車を運転していると、排水溝の隙間から頭を出している猫を発見しました。男性はすぐに車を止めると、猫の元へと向かいました。
排水溝を覗き込んだ男性は、排水溝内に痩せ細った2匹の猫を発見しました。2匹のことが心配になった男性は、排水溝から2匹を出そうと試みましたが、なかなか出てきませんでした。そこで男性は近くのお店に駆け込むと、食べ物を買って戻って来たのです。
「私は初め2匹の猫がとても攻撃的で、人間を恐れていると思っていました。しかし、彼らを排水溝から出すのは、思っていたほど難しくはありませんでした」と男性は言いました。
「私は買って来た食べ物を排水溝の近くに置いてみました。すると2匹はゆっくりと排水溝から出てきて、食べ物を食べ始めたのです。」
男性はすぐに三毛猫が白黒の子猫のお母さんだと分かりました。母猫はいつも子猫を守るように周りを警戒していたのです。一方、常に母猫に守られていた子猫は、好奇心旺盛でとても冒険好きでした。
子供想いの母猫は、先に子猫にご飯を食べさせてあげました。そして、子猫がご飯を食べている間、周りを確認しながら子猫をしっかりと守っていたのです。
優しい男性は猫の親子を放っておくことができず、保護して自宅に連れて帰りました。すると2時間も経たないうちに、親子は家の中でくつろぐ始めたそうです。
「これは私が初めて親子をお風呂に連れていったときの様子です。私はお風呂での戦いに備えていましたが、彼らは濡れるのが平気で全く水を嫌がりませんでした。とても苦労すると思っていたお風呂でしたが、全てが信じられないほど上手くいきました。」
「もしかすると彼らは最近、誰かに捨てられたのかもしれないと思っています。彼らの毛はとても綺麗で、最近まで世話をされていたようです。彼らはとても大人しく、トイレを用意してあげるとすぐに使い始めました。」
男性は母猫に『リバー』、子猫に『スカウト』と名づけました。
親子はすぐに新しい家が気に入ったようで、幸せそうに過ごし始めました。男性が壁に8枚の猫棚を設置してみると、親子は早速その上でくつろぎ始めたそうです。
育ち盛りのスカウトは、男性の家であっという間に大きくなりました。一方のリバーは、日に日に成長していく我が子の姿を嬉しそうに見守っていたそうです。
すっかり男性に気を許した親子は、いつも男性と一緒のベッドで幸せそうに眠っているそうです♪
こうして排水溝から保護された親子は、幸せな暮らしを手に入れることができました。きっとリバーは路上に捨てられた後、排水溝の中で大切な我が子を守りながら、誰かが来てくるのをずっと待っていたのでしょう。
優しい男性に保護されたリバーは、もう食べ物や避難場所を心配する必要はありません。これから先もずっと、愛するスカウトとの幸せな生活が待っているのです(*´ω`*)
出典:belleayreski2
This post was published on 2018/10/19