保健所から救い出された病気の保護猫。助けてくれた夫婦に愛情を感じて以来、片時も離れることなく寄り添い続ける

ある日、ダンさんと妻のハンナさんは知り合いの養育ボランティアさんから、助けが必要な猫の話を聞きました。その猫は9歳で様々な健康問題を抱えていました。ダンさんは仕事場から車を1時間走らせて、保健所へと向かいました。

出典:Dan

ダンさんが初めて猫に会った時、猫は全てのことを恐れていました。「猫は明らかに人間を怖がっていました。私が彼を連れ帰るためにキャリーに入れようとすると、彼は嫌がって鳴き出しました」とダンさんは言いました。

ダンさんは猫を落ち着かせるために、帰りの車の中で猫にたくさん話しかけたそうです。

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ダンさんと妻はお客さん用のベッドルームを猫だけのスペースにしました。そして、猫の様子をうかがいながらゆっくりと近づいて行き、全身の毛をブラッシングしました。どうやら猫はブラッシングをとても気に入ったようで、幸せそうな表情を見せてくれたそうです。さらに痛み止めの薬を飲ませると、猫は幸せそうに喉を鳴らし始めました。

「最初の数時間はブラシをかけることに多くの時間を費やしました。彼はとても気持ちが良かったようで、次第に穏やかになっていきました。」

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幸せなブラッシングが終わると、猫は夫婦にハグをしてきました。そして夫婦がこの場からいなくなることを拒否したのです。夫婦はそんな愛らしい猫に『ハグス』と名づけました。

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ハグスには多くの健康問題がありましたが、新しい家に移ると全ての症状が改善し始めました。

「私達がハグスを迎えた後、彼は虫歯を治療しました。彼はまだいくつかの問題を抱えていますが、同居猫達と一緒に楽しそうに遊んで、よく食べて、幸せそうに過ごしています。」

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身体の痛みから解放されたハグスは、絶えず愛情を求めて来るようになりました。夫婦はハグスのために抱っこ紐を買って、いつも一緒にいられるようにしたそうです。

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「夜になって仕事場から帰宅すると、ハグスはいつも玄関まで迎えに来て、私に擦り寄ってきます。そして、私に抱っこをおねだりしてきます。」

「私がハグスを抱っこすると、彼は物凄い勢いで喉を鳴らし始めて、私の顎に頭を擦りつけてきます。彼は私達と一緒にベッドで寝て、朝になると喉を鳴らしながら私達を起こします。」

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そして夫婦がハグスを救ってから数ヶ月が経ちました。ハグスはいつも夫婦と一緒にいて、心の底から幸せを感じているそうです。

「ハグスの疥癬(かいせん。ヒゼンダニの寄生による皮膚感染症)とノミは全て消え、他の猫達とも楽しそうに過ごしています。彼の健康状態は良好で、とても安定しています。」

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夫婦がハグスと出会う前、ハグスがどのような生活を送っていたかは誰にも分かりません。でもハグスのこれからの人生が、たくさんの愛情とハグで満たされていることを夫婦は知っているのです(*´ω`*)

出典:Dan

こうしてハグスは優しい夫婦のおかげで、第2の人生をスタートさせることができました。ハグスはこれからもたくさんのハグを要求して、温かい腕の中で幸せいっぱいの日々を送っていくことでしょう♪
出典:Dan/lovemeow

This post was published on 2018/10/01