今から6ヶ月前のこと、保護施設『セーフヘブン・ペット・サンクチュアリ』にボランティアをしたいという男性が訪ねてきました。男性はテリーという名前で、猫達のブラッシングを手伝いたいと申し出てきたそうです。
それ以来、テリーさんは毎日保護施設に通い、全ての猫達の暮らしを変えました。
この保護施設は障がいのある猫達を専門に預かる施設で、これまでに多くの猫達に新しい家を見つけてきました。ボランティアの主な仕事は猫を人間に慣れさせて、里子に出られるようにすることです。この施設で活動しているボランティアはみんな愛情深く、全ての猫達が毎日の世話に感謝しているようでした。
しかし、テリーさんのようなボランティアが現れるとは、誰も予想していませんでした。
「テリーさんは自分のブラッシングを取り出して、猫達にブラッシングを始めました」と施設を創設したエリザベス・フェルドハウゼンさんは言いました。
テリーさんは猫達を丁寧にブラッシングして、全ての猫達と一緒の時間を過ごします。テリーさんはそれぞれの猫の好き嫌いを完全に把握していて、まるで幼い頃から猫達を知っているかのように、猫達の心をグッと掴んでいるそうです。
テリーさんはいつも快適なソファーに腰をかけて、全ての猫達にブラッシングをします。そして、テリーさんはいつの間にか眠くなってしまい、ついつい猫達と一緒に眠りにつくそうです♪
「テリーさんは毎日昼寝をしています。猫達はテリーさんと眠るのが大好きのようで、いつも寄り添いながら眠っています。どうやらテリーさんの昼寝は、猫達にここが安全だということを感じさせているようです。」
テリーさんの昼寝は偶然のことですが、いつの間にかそれは施設の毎日のスケジュールに組み込まれるようになりました。猫達はテリーさんが眠るたびに近づいてきて、腕の中で一緒に眠り始めるのです♪
そして、たとえテリーさんが眠っていても、施設のスタッフ達は全く気にすることはありません。実際に猫達はテリーさんとの昼寝に幸せを感じていて、猫達が人間に慣れるための大切な時間になっているのです。そんなテリーさんをボランティアとして迎えられたことに、スタッフ全員がとても感謝しているそうです♪
「テリーさんは全ての猫達と同じ時間を過ごしています」とエリザベスさんは嬉しそうに話してくれました。
出典:safehavengb/thedodo
This post was published on 2018/09/22