子猫を迎えるために保護施設に向かった夫婦。驚くほど太った猫を放っておけず、家族に迎えて健康に戻すことを決心する!

3歳の猫『ブロンソン』は3ヶ月前に飼い主さんを亡くした後、地元の保護施設へと連れて来られました。この時のブロンソンの体重は15kgで、ブロンソンが残りの人生を楽しむためには、ダイエットをサポートしてくれる生涯の家が必要でした。

そんな中、マイク・ウィルソンさんとメーガンさんは、新しい猫を家族に迎えようと保護施設へと足を運びました。「私達は子猫を探すために保護施設へと向かいました。でもブロンソンの姿を見た瞬間、その考えが変わりました」とマイクさんは言いました。

二人は翌日、ブロンソンに会うために再び施設へと戻って来ました。「スタッフ達はブロンソンの住む家を一度確認したいと言っていました。そして、彼に必要な運動をさせることを望んでいました。」

二人の家には2匹の先住猫が暮らしていて、室内で活発に動けるように、部屋の壁には猫ステップが設置されていました。「私達はよく、猫達がどうやったら家の中の生活を楽しんで、活発に動き回ることができるかを話し合っています。」

ちなみに施設のスタッフ達はブロンソンが歩く姿を一度も見たことがなく、動くことができるかも分からなかったそうです。

ブロンソンを連れて帰った二人は、1時間ほどブロンソンと一緒に過ごしました。するとブロンソンはとても安心したのか、大きな音で喉を鳴らし始めたそうです。

「ブロンソンはとても幸せを感じたようで、私達のことをじっと見つめてきました。それは彼が私達のことを受け入れた瞬間でした。」

ブロンソンは重たい身体を起こして、二人のところへと歩き始めました。ブロンソンは新しい家族の愛情を熱望していたのです。

翌日、ブロンソンは家の中をゆっくりと歩き回り、様々な場所を探索して回りました。その姿を見た二人はとても驚いたそうです。また、ブロンソンはとても好奇心があり、オモチャで遊ぶのが大好きなことが分かりました。

「私達はブロンソンが動く動機が、食べ物ではないことが分かって驚きました。私達はその日、獣医さんのところに彼を連れて行き、低カロリーのご飯をもらってきました。」

「ブロンソンのダイエットを始めた私達ですが、一方で彼があまりにも早く痩せることを心配しました。無理なダイエットは脂肪肝になる恐れがあり、身体に悪影響を及ぼします。」

「今のところ彼は順調に身体の脂肪を減らしていっています。私達はこれからも健康的にブロンソンの体重を減らすために、獣医さんと相談しながら正しい量の食事を与えていこうと思います。」

二人はブロンソンの変化を記録するため、Instagram(@iambronsoncat)でブロンソンの暮らしを共有することにしました。

「毎日ブロンソンを撮影して分かったのが、彼はとても座っている時間が長く、日中はほとんど動いていませんでした。そのため私達は彼の身体を動かすために、1日に数回の遊びの時間を作りました。」

「ブロンソンは非常に愛情豊かで、いつも撫でてもらいたいと思っています。また、彼は2匹の先住猫に対して非常に恥ずかしがり屋でしたが、今は先住猫達とも楽しそうに遊ぶようになりました。さらにブロンソンは私達が仕事から帰ってくると、先住猫達と一緒にドアの前で出迎えてくれるようになりました。彼は日に日に変わってきていて、昼寝の時間以外は随分と活動するようになりました。」

「Instagramのファンからはブロンソンの健康のために、食事療法やオモチャを使った運動のアイデアなど、様々な提案をもらいました。」

「私達はみなさんからの温かいコメントを見て、たくさんの人達がブロンソンのダイエットの成功を待ち望んでいるのを感じています。それはとても素晴らしいことです。」

今日、ブロンソンの体重を量ったところ、15kgから14.2kgになっていました。ブロンソンは現在、確実に健康な方向へと向かっていて、いつも嬉しそうに喉をゴロゴロと鳴らし続けているそうです。

少しずつ動けるようになってきたブロンソンですが、痒いところに足が届かない時は、マイクさん達が代わりに掻いてあげているそうです。(動画)

優しい家族の助けを借りて、着実に体重を減らしているブロンソン。きっといつかスリムな身体を手に入れて、家中を駆け回ったり、飛ぶ跳ねたりする日が来ることでしょう(*´ω`*)
出典:IAmBronsonCatlovemeow

This post was published on 2018/07/30