今月の初め、ジャネット・ミラーさんが自宅で寝ていると、真夜中に娘が部屋に来て、猫がいると言ってきました。ジャネットさんの家では猫を飼っていなかったため、最初は娘が冗談を言っているのかなと思ったそうです。
しかし、娘の後をついて行くと、どこからかニャーニャーという声が聞こえてきました。家族はすぐに家の中を探し回りましたが、なかなか子猫の姿を見つけられませんでした。その後も家族は声を頼りに探していると、地下室の中に7匹の子猫を発見したのです!
5匹はソファーの上に、そして残りの2匹は床の上を歩いていたそうです。
ジャネットさんの家は賃貸のため猫を飼うことができませんでしたが、どうやら猫の親子はこの家がとても気に入ったようで、地下室で暮らし始めたようです。
翌朝、家族は子猫達を獣医さんのところへと連れて行きました。その後、幼い子猫達には24時間の世話が必要だったため、ジャネットさんは地元の保護施設『キティ・キティ・レスキュー』に助けを求めました。
家族は子猫達を保護施設に渡すまでの間、子猫達にご飯を食べさせ続けました。「最後の子猫が食べ終わる頃には、最初の子猫がお腹を空かせていました。私達は12時間の間、ずっと子猫達の世話を続けました」とジャネットさんは言いました。
その後、家族が地下室を調べると、母猫が通り抜けられるくらいの穴を発見したそうです。
保護施設の創始者のジェニファー・ギルスピーさんは子猫達を引き取ると、24時間体制で世話を始めました。
「子猫達はみんな愛らしく、私達にすり寄って、喉を鳴らすのが大好きです。子猫達をお風呂に入れると、随分と気分が良くなったようで、新しい毛布に包まれながら幸せそうな姿を見せてくれました」とジェニファーさんは言いました。
本来、子猫達は免疫力を高めるために母乳が必要ですが、母親と離ればなれになった子猫達は空腹に苦しみ、感染症のリスクが高まっていました。
しかしあの夜、家族が子猫達に気づいたおかげで、子猫達は命をつなぐことができたのです。
現在、子猫達はご飯をもりもり食べて、すくすくと成長しています。子猫達はみんな愛情いっぱいのジェニファーさんが大好きで、いつも幸せそうに喉をゴロゴロと鳴らし続けているそうです♪
出典:herekittykittyrescue/Janette Miller/lovemeow
This post was published on 2018/07/24