ある雨の日のこと、地元の住人が道路脇を独りぼっちで歩く子猫を見つけました。子猫の身体はずぶ濡れになっていて、ひどく体力を消耗していました。
保護主さんは子猫を温めながら、自宅へと急ぎました。そして、身体を綺麗にしてあげると、子猫はとても安心したようで、すぐに眠り始めたそうです。
その後、保護主さんは子猫を動物病院へと行きました。衰弱した子猫の状態を診た獣医さんは、「あと数分発見が遅れていたら、死んでいたかもしれない」と言ったそうです。
病院から帰った後、保護主さんは自宅で病気の治療を始めました。すると子猫の開かなかった目が、日に日に回復していったのです。保護主さんは子猫を健康な状態に戻すために、一日中看病を続けました。
その後、保護主さんは子猫に『ロイ』と名づけ、正式に家族に迎えることにしました。ロイはとても食欲旺盛で、わずか2週間で体重が倍になったそうです。
その後もロイは成長を続け、あっという間に5ヶ月が経ちました。最初は200gしかなかった体重も、この頃には4kgに増えていました。
ロイは飼い主さんとたくさん遊びたいようで、いつもオモチャを咥えてきて、遊んで欲しいと要求してくるそうです。また、すっかりおしゃべり好きになったロイは、毎日飼い主さんとの会話を楽しんでいるそうです。
甘えん坊のロイは飼い主さんから片時も離れたくないようで、いつも飼い主さんの後をついて回ります。そして、飼い主さんがお風呂に入ると、浴室のドアの前でじっと待ち、一緒に寝室に行くのです♪
また、この頃からロイのシッポがフサフサになり、たてがみの辺りが変化し始めました。
そして8ヶ月目になると、たてがみが急激に成長し、驚くほどフワフワになったのです！ また、たてがみの毛が灰色に変わり、まるでライオンのように立ち上がってきました。
さらに9ヶ月目になると、全身の毛が徐々に灰色へと変わっていきました。
そんなロイの急激な変化に、飼い主さんはとても驚いたそうです。
そして、保護から1年後。最初は手の平ほどの大きさだったロイは、豪華なたてがみを持った凛々しい猫に大変身しました！
こうして衰弱していたロイは、飼い主さんのおかげで命をつなぎ、驚きの変化を遂げました。凛々しい姿の甘えん坊は、これからも大好きな飼い主さんに寄り添いながら、幸せな毎日を過ごして行くことでしょう♪
出典：news4vip／lovemeow
This post was published on 2018/07/08