23歳の老猫の『オーラ』は、子猫の頃からずっと同じ飼い主さんの家で暮らしてきました。しかし、詳しい理由は分かりませんが、ある日突然オーラはシカゴにある保健所に連れて来られたのです。その日からオーラは先の見えない日々を送り始めました。
その後、オーラのことを知った保護団体『CACC Cat Transfer Team』のスタッフが、すぐに保健所へと向かいました。そして、職員に話を聞くと、オーラが連れて来られた時に、一緒に病気のリストがついてきたことが分かったのです。
オーラには信じられないほどの愛情があり、自分に会いに来てくれたスタッフに頭を擦りつけながら、嵐のように喉を鳴らしました。その様子を見たスタッフは、オーラをこのままにしてはおけないと強く感じたそうです。
スタッフはFacebookを使い、いくつかの保護施設に連絡を取りました。そして、1日も経たないうちに保護施設『Young at Heart』から返事があったのです。オーラは保護施設に引き取られ、新しい里親さんを待つことになりました。
この施設では、特に老猫や老犬の保護に力を入れていました。年老いた動物達に過ごしやすい環境を用意し、里親さんを探しているそうです。
「私達は連絡をもらった後、すぐにオーラを引き取りに行きました。彼女は現在、養育主さんの家で暮らしています」と施設のドーン・ケンパーさんは言いました。
「オーラは家の中がとても気に入ったようで、暖かいベッドの中で落ち着きました。そして、たくさんの愛情を示した後、ご飯を食べ始めました。」
「新しい里親が見つかるまでの間、オーラが快適な暮らしを送れるように、彼女が望むことの全てを叶えていこうと思います。」
「愛に年齢制限はありません。オーラはそのことを私達にいつも教えてくれます。」
オーラと保護団体のスタッフが出会った時の様子はこちら。(動画)
その後、優しい人達のおかげでオーラに新しい家が見つかりました。オーラは人間年齢が108歳ほどですが、年齢を感じさせないくらい元気な毎日を過ごしています。とっても人間好きで愛情深いオーラは、新しい里親さんの元で幸せな日々を過ごしていくことでしょう。
出典:youngatheartpetrescue/lovemeow
This post was published on 2018/05/13