ある日、子猫の『シャイアン』は路上にいるところを保護され、保護施設『ネバダSPCA』に連れて来られました。しかし、シャイアンは保護施設でのケージ生活に馴染めず、いつも寂しそうにしていたのです。
そんなシャイアンの前に、これまでに多くの保護子猫を育ててきたニッキーさんが現れました。そして、ニッキーさんが寂しそうなシャイアンを抱きかかえると、とても幸せそうな表情を見せてくれたのです。その表情を見たニッキーさんは、シャイアンをその場に残しておくことができませんでした。
その後、シャイアンはニッキーさんの家ですくすくと成長し、里親さんの家に行けるくらいに成長しました。そしてある日のこと、子猫を探していたエイミーさんがシャイアンを見て恋に落ちたのです。
実はエイミーさんは、数ヶ月前にもニッキーさんから『パール』という名前の猫を引き取っていました。しかし、エイミーさんの家の老猫がパールに全く興味を示さなかったため、パールの友達を探すためにニッキーさんのところへ再び足を運んだのです。
エイミーさんがシャイアンを連れて帰ると、早速パールが出迎えてくれました。
最初は少し距離のあったふたりでしたが、すぐに打ち解け、一緒に過ごすようになりました。
パールはシャイアンと一緒に家の中を散歩しながら、お気に入りの場所を案内してあげました。ふたりはお互いに窓辺が気に入ったようで、いつも窓の外のリスや鳥を観察しながら、楽しそうにお話しをしているそうです。
シャイアンはパールのマネをするのが大好きで、パールがご飯を食べ始めると、シャイアンもご飯を食べ始めます。そして時々ふたりは、こんな姿を見せてくれるそうです♪
愛情深いパールはシャイアンをちょっと強引に毛づくろいします。シャイアンがどれだけ抵抗しても、パールは愛情いっぱいに毛づくろいを続けるそうです♪
ふたりの毛づくろいの様子はこちら。(動画)
教育熱心なパールは、まだ何も知らないシャイアンに、猫としての行動やハグのやり方を毎晩教えてあげます。
ふたりは食べる時間と遊ぶ時間以外は、いつもお互いを抱きしめているのです。
そんなふたりの姿にエイミーさんは幸せを感じ、愛情と絆の深さにいつも驚かされているそうです。
そして、シャイアンはあっという間に成長しました。ふたりの大きさは同じくらいになりましたが、今でも絆の深さは変わりません。あの頃と同じように、いつも大好きな窓辺から外の世界を楽しんでいるのです♪
こうしてニッキーさんに育てられたパールとシャイアンは、イエミーさんの家で最高の友達になりました。これからもふたりは、お互いにピッタリと寄り添いながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう♪
This post was published on 2018/05/08