1年前の寒い日のこと。ある夫婦が室外機の下で2匹の子猫を見つけました。親のいない子猫達はお互いに身を寄せ合いながら、懸命に寒さをしのいでいました。
夫婦はすぐに子猫達を家の中に入れて、身体を温めてあげました。子猫達はとても安心したようで、夫婦に寄り添いながら幸せそうに眠り始めたそうです。
夫婦は茶トラの姉妹に『オリビア』と『ペニー』と名づけました。茶トラの約8割がオスとして生まれるのですが、珍しいことにこの2匹はどちらもメスでした。
夫婦は子猫達を保護した後、家の周りで母猫を探しましたが、残念ながら見つけることができませんでした。そこで夫婦は子猫達を発見した場所にご飯を置き、母猫が食べに来るのを待つことにしたのです。しかし、それから何回もご飯を確認しに行きましたが、母親が戻って来た気配はありませんでした。
その日以来、夫婦によって育てられた子猫達は、毎日ご飯をたくさん食べて、日に日に大きくなっていきました。
子猫達は容姿がソックリで、最初の頃はほとんど見分けがつきませんでした。しかし、毎日接しているうちに顔の違いが分かってきて、今では2匹の顔は全く違って見えるそうです。
保護された時からずっと一緒の子猫達は、いつも抱きしめ合いながら眠りにつきます。
とっても仲良しな子猫達は、どんな時でも決して離れることはないのです。
そして1年後。
子猫達は、あっという間に成長しました!
とても小さかった子猫達は、愛らしい成猫へと成長しました。でも、身体がどれだけ大きくなっても、仲の良さはあの頃と全く変わっていないそうです♪
こうして寒い中、室外機の下で寄り添っていた子猫達は、優しい夫婦のおかげで大きく成長することができました。オリビアとペニーの幸せそうな姿を見ているだけで、自然と温かい気持ちになりますね(*´ω`*)♪
This post was published on 2018/04/22