ある日、街中を彷徨い歩く1匹の猫が保護されました。保護主さんは猫がとても人間慣れしていたため、しばらく自宅で世話をしながら、元の飼い主さんを探してみることにしました。しかし結局、飼い主さんは見つからなかったそうです。
その後、地元の保護施設に連れて行かれた猫は『ジャック』と名づけられました。とっても人間好きのジャックは、施設に入った時から常に誰かの愛情を求めていて、スタッフがケージを開けるたびに頭を擦りつけてきたそうです。スタッフはそんなジャックの姿を見て、一刻も早く家を見つけてあげなければと強く思いました。
スタッフは早速、Facebookページにジャックの写真を掲載しました。すると先週の土曜日、カーリーという名前の女性がジャックに会いに来てくれたのです。
カーリーさんはジャックの写真を見て、一目惚れしたそうです。
施設に着いたカーリーさんは、早速ジャックに挨拶をして両手で抱きかかえました。すると一瞬で嬉しそうな表情になったジャックは、カーリーさんのハグに愛情を感じて、片時も離れなくなったのです。
ジャックは前足でカーリーさんの服を掴んで、頭を擦りつけてきました。そして、嬉しそうに喉を鳴らし始めたのです。
「ジャックが家に着くと、しばらく落ち着かない様子でソワソワしていましたが、数分で新しい環境に慣れました。その後、彼はちょっと迷惑な場所で丸くなりましたが、その姿がとても可愛らしくて、私達は全く気になりませんでした。ジャックは本当に擦り寄るのが大好きで、初めて会った時からずっと、顔や頭を擦りつけてきます」とカーリーさんと一緒に暮らすレインさんは言いました。
家で暮らし始めたジャックは、すぐに二人のボディーガードになりました。ジャックは二人の後をついて回るようになり、常に一緒にいるようになったのです。
ジャックはお腹をマッサージされるのが大好きで、自然とフミフミが止まらなくなるそうです♪
こうして保護施設で家族を待っていたジャックは、迎えられた家で新しい人生をスタートさせました。ジャックがずっと願っていた夢が、ようやく現実のものとなったのです。
これからもジャックは優しい二人にたっぷりと甘えながら、幸せいっぱいの家猫生活を送って行くことでしょう(*´ェ`*)
This post was published on 2018/03/16