養育ボランティアをしているキムさんは、4匹の保護子猫とその母親の世話をしていました。そこに保護団体『MADACC』から連絡が入ったのです。
その日、保護団体に5匹の子猫が連れてこられたそうです。そして、その子猫達をキムさんの家で育てることはできないかと相談してきたのです。
キムさんが「もし母猫が5匹を受け入れたら子猫達を預かります」と返事をすると、保護団体のスタッフはすぐにキムさんの家にやって来ました。そして、母猫と子猫達を対面させたのです。
キャリーバッグから出された子猫達は、見慣れない場所に不安だったのか、大きな声で鳴き始めました。すると母猫は子猫達のところへ走り寄り「もう大丈夫だから泣かないで」と優しく包み込んであげたのです。
母猫はその日から、9匹の子猫に愛情を注ぎ始めました。新しく来た5匹の子猫は、先に保護されていた子猫達よりも身体が小さかったのですが、母猫は全ての子猫にミルクを飲ませ、しっかりと毛づくろいをしてあげたそうです。
キムさんも母猫の負担を軽くしようと、保護団体が置いていったミルクを子猫達に飲ませてあげました。
子猫達はお腹がいっぱいになると、すぐに毛布の上で眠り始めました。キムさんは子猫達が体調を崩さないように、部屋の温度を調整しながら子猫達を見守ったそうです。
満足そうに眠る子猫達は、まさに幸せの塊です♪
子猫達は母猫とキムさんに優しく育てられ、すくすくと成長しました。こちらはキャットタワーでくつろぐ子猫達の姿です。みんなとっても幸せそうですね♪
その後、十分に成長した子猫達は、無事に新しい家を見つけることができました。3匹の子猫はキムさんの友人に引き取られ、母猫と6匹の子猫はそれぞれの里親さんの元へと旅立っていったそうです。
キムさんは9匹の子猫をしっかりと育てあげた母猫に、底知れぬ愛情を感じたそうです。きっとたくさんの愛情を注がれた子猫達は、それぞれの里親さんにもたくさんの幸せを届けてくれることでしょう♪
This post was published on 2018/02/28