2週間ほど前から、キャシーさんの庭に猫の『マティーニ』が現れるようになりました。マティーニは脳の障害のため、身体に力が入ると頭や身体がグラグラする猫でした。キャシーさんはそんなマティーニに2週間ほどご飯をあげていたのですが、しばらくするとお腹が大きくなっていることに気がついたのです。
キャシーさんは、マティーニを保護し地元の保護施設『ウィスカー・ストップ』へと連れて行きました。マティーニはその後、施設スタッフのマクナルティさんに引き取られ、しばらくして4匹の元気な子猫を出産しました。
その日以来マティーニは、可愛い子猫達から離れなくなりました。
こちらがマティーニお母さんの自慢の子供達です。
マティーニは障害のため、歩行中に倒れることがよくあります。でも、マティーニは自分のことを待っている子猫達のために、何度も起き上がって子猫達の元へと急ぐのです。
マクナルティさんは、その姿にマティーニの愛情の深さをひしひしと感じているそうです。
マティーニは子猫達と一緒にいることが幸せで、出産以来、喉のゴロゴロが止まらなくなってしまったようです。
こちらは子猫達に愛情を注ぐマティーニの姿です。
歩行時よりも横になっている時の方がグラグラしませんが、それでも身体に力が入ると、身体が自分の意に反して動いてしまうそうです。
So , this sweet momma can not stop purring. She doesn't wanna leave her babies ..she is just precious!! Best mom ever !
Kym McNultyさんの投稿 2016年6月9日
こうしてマティーニは安全な家の中で子供達を出産することができました。もう身体に無理をしてご飯を探す必要はありません。子供達を狙う動物達と戦う必要もありません。この世で一番大切な子供達に、目一杯の愛情を注ぐことができるのです。
幸せいっぱいのマティーニの姿に、こちらまで幸せな気持ちになりますね。
This post was published on 2018/01/11