ある日、1匹の猫が保護施設に連れてこられました。名前が無かった猫にスタッフは『ゲイブ』と名づけました。ゲイブは施設で1ヶ月ほど過ごしていましたが、成猫だったため里親さんがなかなか現れませんでした。
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そんなある日のこと、猫を家族に迎えようとやって来た女性が、ゲイブのケージの前で足を止めました。女性は小さい頃から茶トラが大好きだったそうで、ゲイブのことを一目見て気に入ったそうです。
早速、女性はゲイブの名前を呼んだのですが、キャットハウスの中に隠れて出てきませんでした。しかし、女性がいくつかの名前で呼んでみると『タムナス』という名前に反応して、ゲイブが顔を出したのです。もしかしたら、以前どこかでそのような名前で呼ばれていたのかもしれません。
女性は帰宅すると夫にベイブのことを話しました。そして、ゲイブを家族に迎えることにしたのです。夫婦は1週間後の週末に、ゲイブを引き取りに行きました。人間に近づこうとしないゲイブは、相変わらずキャットハウスの中に隠れたままでした。その姿を見た夫婦は、慣れるまでにだいぶ時間がかかるだろうと思ったそうです。
しかし、夫婦の心配は見事に裏切られました!
ゲイブを迎えてから僅か3時間後にこうなったのです(*´ω`*)
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たった3時間しか経っていませんが、ゲイブは夫婦の優しさに気づいたようです。
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家に迎えられたゲイブは、女性が保護施設で呼びかけた『タムナス』という名前になりました。
夫婦は新居に『安全な部屋』と呼ばれる猫部屋を作っていました。タムナスはこの部屋で、のびのびと暮し始めたのです。
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こちらは引き取ってから1週間後のタムナスの姿です。ずっと夫婦と一緒に暮していたのではないかと思えるくらいに、すっかり甘えん坊さんになりました♡
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こうして、キャットハウスに隠れていた『ゲイブ』は、優しい夫婦と出会い、甘えん坊の『タムナス』へと生まれ変わりました。夫婦に寄り添うタムナスは本当に幸せそうですね! これからもタムナスは温かい家の中で、幸せいっぱいに暮していくことでしょう♪
This post was published on 2018/01/03